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2012年12月20日

船アオリイカの攻略法

アオリイカのエギングが全国的な広まりを見せる中、静かなブームともいえるのが船からのアオリイカ釣りですね。
 
この船アオリブームが一向に衰えないのは、道具がシンプルで入門しやすく、熟練者でなくても少し練習すれば釣れる、という点ではないでしょうか。
 
しかも、釣り方が多彩ですね。浅場を中心に攻めるボートからのエギングも面白いのですが、最近、密かに人気が出始めたのがティップランと呼ばれる釣り方ですね。
 
ボートを流しながら30gとか40gの自重がある餌木を使い、速く沈めて深い場所を攻める釣り方ですが、アオリイカが深みへ落ちてからも釣れるので、釣期が長い上に型のいいアオリイカが釣れるというもの大きな魅力でしょう。
 
キャスティングでは攻めきれない深い場所を釣るときは、中オモリを使ったアオリイカ釣りが盛んです。これだと中オモリの大きさを調節するだけで、ティップランでは攻めきれない深いポイントでも攻略することが可能です。

さて、船からのアオリ釣りでどんな釣り方をしても共通なのは、エギのローテーションでしょうね。釣れるサイズが陸っぱりよりも一回り大きいことが多いので、エギのサイズは3~3・5号をチョイスします。
 
色は定番のピンクとオレンジのほかにアジカラーも外せませんが、同じピンクやオレンジでも背と腹の色が違うものを数種用意して置いた方がいいでしょう。
 
この3種に加えて意外性のある色を組み合わせてみます。最近はパープルも意外にモテモテで、当たるとそればかりに乗ってくることがあります。ほかには鮮やかなグリーンも捨てきれないでしょう。
 
一度、周りでは全然釣れていないのに、グリーンのエギで攻めた人が、1人で釣り上げているのを目撃したことがあります。そのエギの色を見ると、誰も手を出さないようなケバイ色だったのですが、それが大当たりしたのです。なぜに乗るのか、こういうのはイカに聞いてみないと分かりませんね。(爆)
 
ティップランもそうですが、中オモリを使ったアオリイカ釣りは、エギをしゃくって躍らせ、それが落下中に乗せるのが基本ですね。ですから、シャクリを止めてしまうと釣れませんが、これもケースバイケースです。
 
潮がほどよい速さで流れているときは、シャクリは有効です。タナを変えながらしゃくってはフォールさせ、しゃくってはフォールさせの繰り返しです。
 
ただ、潮が速いとき、シャクリ過ぎはよくありません。きっとエギの動きが激しくなり過ぎるのでしょう。潮が走っているときは、じっと竿を持っているだけでイカが乗ってくることがよくあります。ですから、こういうときは、しゃくりの回数を少なくし、小さくゆっくりしゃくるのがベストなんです。
 
潮が速いときは、しゃくったときにエギが浮き上がりやすいので、ティップラン用のエギを使うのも一つの手ですね。定番のピンクとオレンジ、アジカラーの3個ぐらいを用意しておいて、潮の速いときに試して見てください。エギ自体が重いので潮が速くても浮き上がりにくいのです。