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2015年9月17日

秋磯到来、磯の釣り物!

関東地方、東北に地方に線上降雨帯をもたらした台風18号の豪雨災害にみまわれた方には謹んでお見舞いを申し上げます。
 
毎年のように台風豪雨による被害が続いています。
 
伊豆大島、広島、奄美大島、そして今回の鬼怒川の決壊。
 
次から次に雲ができて雨をもたらす。
 
海上の水温が高くどんどん雲ができてきます。
 
そこに冷たい風と衝突することによって一気に雨が降ります。
 
予測不可能なのが自然でもあります。
 
日頃の身の回りの安全が確保できる状態になるよう注意をしておくことが必要と、更ながらに自分に言い聞かせているところであります。
 
 
さて、だんだんと秋らしくなって、朝夕にはひんやりとするようになってきました。
 
釣りをするにはまだまだ海水温が高いのですが、天気も良く、涼しくなればレジャーが一段と楽しくなります。
 
海水の温度が高い時期の海の釣りは、私の場合は船で青物、磯で石鯛、川で鮎。
 
このどれかに分類されます。
 
 
特筆すべきは磯の釣り物でやはり石鯛。
 
グレ釣りはどうしても新子がやや大きくなった程度で、釣りあげるにはやや抵抗があります。
 
そこで、磯の王者との格闘をイメージして豪快な仕掛けで荒磯に挑むのです。
 
石鯛はそれこそポイントの釣り。
 
ポイントにはまらなければ好釣果にするにはなかなか難しいものがあります。
 
ただしポイントといってもピンポイントというわけではありません。
 
潮が当たる、餌が落ちてきそうな切り立つ地形、隠れ家がありそう 、魚の通り道のような海溝があるなどの要素をもとに探る。
 
しかし渡船で渡った時、船頭さんにポイントを聞くのが一番手っ取り早いです。
 
そしてタナも一緒に聞いておきます。
 
カウンター付きのリールでしっかり方向と深さを決めればおのずとポイントにたどり着きます。
 
 
エサはもっぱらこの時期ウニオンリー。
 
ウニのアタリは鮮明なので穂先を見ていてもすごく楽しいのです。
 
食い込みまではほったらかしというわけではありませんが、がっつり行けば竿が舞い込みます。
 
硬くて食べにくいエサほどガッツリ食ってきます。
 
ポイントにはいくつものエサも撒きます。
 
臭い効果で釣り場を活性させるのも重要で、釣りを始める際にはまずウニ団子をしっかり撒きます。
 

おにぎりくらいの大きさにして20-30個ここぞというポイントに入れます。
 
潮の流れを考慮して入れましょう。
 
比重はありますが潮の流れには簡単に流されてしまいます。
 
いわゆる当て潮であればその所は簡単に対応できますが、まずは寄せることは重要です。
もともと生息している種類として石鯛は多いのです。
 
 
幻と言われているのは、出会い頭であることを言っていると思えます。
 
しかし、条件がそろえば喰わせることに容易に近づけます。
 
条件つくりも釣りのうち。
 
暦、潮回り、風、水温、ポイント・・・挙げればきりがないほど気にすべき点がいくつもあります。
 
それがうまくそろうなんてなかなかないのが当たりまえ。
 
ですから1回の釣行で1尾つれれば良しとしたいところです。
 
仮にボーズでもあまり悔しくないのもこの釣りの特徴かもしれませんね。