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2015年9月3日

台風の余波で釣果は?

最近は異常気象だと唱える方も少なくはありません。
 
地球の歴史から見ると、表現的には思ったよりも暑いとか、思ったよりも雨が多いとかの次元なのかもしれません。
 
しかしそう思いたくなるようなそんな気象が続きました。

海水面の温度が高いことによって起きる台風。
 
太平洋上にあるときは平均930hpaというのはざらで時に瞬間風速75M/secのすごい風。

今年もこのくらいの台風がいくつかありました。
 
これからもなくはないと思います。

警戒は怠らずにお願いします。
 
 
台風がもたらす被害は風、雨、波、高潮などそのエネルギーはとてつもないものですが、残念ながら今のところ何の役にも立っていません。
 
前にも海上の磯に立つ大きな灯台が根っこから倒れたこともありました。

湾の中まで波が入ってきて防波堤に当たっては砕け、恐ろしい状況になります。

台風後に感じることがあります。
 
波が落ち着いてレジャーが楽しめるようになって、不思議と釣果が良いときがあります。
 
荒れているときは海の生物はいったいどんな行動をしているのか見当が付きません。
 
おそらく海底の穴倉でじっとしているのではないかと思います。
 
何日も待って穏やかにエサが動き出すまでは体力を温存しているとも思われます。
 
 
海が落ち着きエサとなる海藻や稚生物、微生物などが普通の状態で漂いだすとおなかをすかした魚が一気に荒食いを始めると想像できます。
 
 
風波によって堤防や磯からはぎとられたエサが漂えば捕食をしやすい状況になります。
 
ただ環境が同課によるかと思いますが、台風で大雨が降って海上にも、陸上からもたくさんの雨水が海に入れば、すぐに生活しやすい状況ではないと思います。
 
 
絶えず動いている海流の力を借り水が入れ替わって、本来の海水に戻るのにそう何日間も必要としません。
 
 
台風が通り過ぎ3~4日で魚の荒食いは始まると予想されます。
 
 
とはいうものの、台風に照準を合わせて釣りに行くなんてことは絶対にしないでください。

海も川も山も同じことです。
 
 
自然の驚異に勝てるわけもなく、こんな日はご自宅にこもって仕掛けを作りながら釣れる時のことを想像して過ごしてください。