初めての方へ

HOME

釣り船予約

最新攻略コラム

2014年12月4日

シロギスは、叩いてポーズで攻める

シロギスは、ほぼ一年中釣れる魚ですが、夏の終わり頃から秋の初めにかけてが、釣って面白く食べても美味しいシーズンです。
 
 
束釣りとは、1束(100匹)以上釣り上げることですが、今の時期だとこれが可能です。
 
そんなシロギスの数釣りの方法を紹介してみましょう。

仕掛けの基本は、2本バリでもいいのですが、やはり数釣るためにはハリ数が多い方が有利です。
 
ですから、この時期は3本バリ仕掛けにしてアタリを貯めながら、ダブルやトリプルで釣り上げると、非常に効率のいい釣りが出来るので、束釣りも可能なのです。
 
 
シロギスを追い食いさせるためには、小バリ、小エサがいいですね。
 
追い食いを待っている間にバレてしまうことがあるので、小バリをのみ込ませて口の奥に掛けるようにすればバラシが少なくなります。
 
 
さて、食わせるために誘いはどうしていますか?。
 
ただ、漫然と竿を持っていたのでは人より多くは釣れませんよ。
 
誘って、誘って食わせるところに面白味があるのです。
 

シロギスは、海底から数十cm上を集団で泳いでいることが多いですよね。
 
こうして底近くを泳ぎながら、砂底から頭を出しているゴカイ類などを補食しているのです。
 
 
ですから海底が混ぜ返されてゴカイなどが飛び出てきたりすると、素速くシロギスが寄ってきて食べてしまいます。
 
 
この状態を竿の操作で作りだしてやるのが叩き釣りと呼ばれる釣法です。
 
呼び名の通りオモリで底をトントンと叩きながら釣る方法なのですが、実際にこれでゴカイなどが飛び出してくるかどうかは分かりません。
 
 
ただ、オモリで海底をトントンと叩いてやると、少し濁りが立つので、この濁りに興味を惹かれてシロギスが寄ってくるようです。
 
では、実際の釣り方を紹介しましょう。
 
オモリは六角型よりカワハギ釣りに使う集魚シンカーなど雨滴型でオモリの底が平らな方が濁りを出すのにより効果があります。
 
 
竿は、先調子の方が叩きを入れやすいので腰が少し硬めのものを使って下さい。
 
 
オモリを持ち上げる幅は、10~20cmぐらいで、素速く5回ほど叩きを入れます。
 
その後はオモリを底につけたままアタリを待つのではなく、聞き合わせのような感じでオモリを底から20~30cm離して4、5秒ポーズを取りアタリを待ちます。
 
 
当たらなければ、また、オモリを底につけ叩きを入れて誘い上げ、ポーズを取ってアタリを待ちます。
 
これを繰り返している間に必ずどこかでアタリが出るので、軽くアワセを入れておいて、今度は掛かったシロギスが外れないよう、少し優しく叩きを入れて追い食いを待ちます。
 
これで2度、3度とアタリを貯めることが出来たら、ダブルやトリプルで釣ることが可能でしょう。
 
 
目指せ、束釣り!?。

いまに季節がそのチャンスなのです。