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2013年10月17日

磯の夜釣りの仕掛け

皆さん楽しい釣りをしていますか。このごろやっと涼しさを感じるようになって参りました。
 
まだ太平洋側には温かい海水が居座って、9月10月と台風が頻繁に来襲しています。
 
この温かい水温のおかげで台風の勢いは衰えず、たくさんの雨を降らせる原因となっています。
 
釣りの世界では水温が高すぎて餌取りの活性は衰えず・・・と言ったところです。
 
そんな時、夜釣りに切り替えると夜行性の魚ばかりになるので、水温の高い時期は夜釣りで楽しむと言うことが面白くなるのです。
 
磯の夜釣りの仕掛けでも日中と同じようにフカセ釣りもあればカゴ釣りもあります。昼間と違うのは灯りです。
 
フカセ釣り用の電気ウキは、円錐ウキタイプのもので棒形の3Vのリチウム電池を使ったものが多く、目的の釣りに応じた様々な形状のものがあります。
 
湾内の堤防から釣るような太刀魚やメバル、スズキなどには棒状のウキでトップにLEDがあります。
 
磯の夜釣りではケミホタルを内蔵できるものや着水と同時に点灯するユニークなものもあります。
 
日中の釣りと同じように釣り場やターゲットに応じてシリーズで錘負荷の違うものが品揃えされています。
 
又遠投をするカゴ釣り用のウキにLEDが内蔵され、高輝度のものがあります。真っ暗な海中に灯りの付いたウキが沈んでいくのは何とも言えない感覚があります。

たとえば釣研から出ている電気ウキで、釣り界では初めて電気ウキを円錐形状にした「電輝円錐」の登場が夜の磯釣りを面白く演出しました。
 
高浮力で応用範囲が広く夕まずめから翌朝のまずめ時まで明るさが変わることなく長時間の釣りができるようになりました。

そしてユニークなもの「LFシャイニング」。
 
キャップの色がホワイトとレッドがありますが、LEDに直接カラーリングカバーをかぶせることでウキの色を変えることができ他の釣り人のウキとの識別が容易にできるすぐれものがあります。

LEDも6Vでリチウム電池を2個直列にしたものであかるくできています。
 
いずれも操作性は日中使用しているとなんら代わりなく抜群の安定感があります。
 
仕掛けの途中にアタリウキとしてやはり電池を内蔵した「ミクロセンサー」というアタリを重視した専用のウキもあります。
 
付け餌がついているかいないかの違いも出るほどの高感度になっています。親ウキと併用します。
 
夜釣り装備で日中と違うものはまずヘッドライトです。
 
これは仕掛けを作ったり移動したりするときなどこのライトがないと全く釣りになりません。
 
釣りの時「海を照らさないように」と釣り人の仲間内での約束事がある位で、それ以外は点けることの方が多い位です。予備は必ず携行しましょう。
 
他灯りを必要としているのがウキ以外に撒き餌杓の根元にケミホタルを装着できるものや餌バケツにケミホタルを装着できるものもあります。
 
撒き餌の中にも何本か大きめのケミホタルを突き刺して使ったりペンライトなど使ったりしています。(あと蚊取り線香などもお忘れなく。)
 
磯の夜釣りは船頭さんとよく相談して安全な場所で行ってください。
 
磯場は足場が良くない場所が多いのでむやみやたらに移動をしたりしないことです。また緊急時の退避方法や連絡方法をきちんと準備して釣行してください。単独行動はやめましょう。
 
船を利用しない場合でも地磯、あるいは立ち入り禁止の堤防などでは絶対に釣りをしないでください。安全で快適な釣りを心がけてください。