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最新攻略コラム

2011年12月19日

今日も釣り気分

みなさま、こんにちは。今井浩次でございます。おいしい魚が食べたいと、四季に釣れる魚を追いかけて40年が過ぎました。
 
60歳を過ぎた今も年間100日近くは海へ出ていますが、一日たりとも同じ釣りをしたことがありません。
 
いま、大阪湾で釣れ盛っているタチウオを例にとると、ある日、ある時、アワセのタイミングをつかんでその日の竿頭になったとしましょう。もう、これで恐いものなし、タチウオ釣りのコツはつかんだと思いこんで、次ぎに出かけてみると、リズムが乱れてしどろもどろ、やることなすことすべて裏目に出て丸ボーズ、なんてことも珍しくないのが釣りの怖さなんです。
 
毎日、沖へ出ていても、一日たりとも同じ条件で釣れる日はありません。でも、経験を積んでいけば、似たような条件の日があったな、あのときはこうしたら釣れたな、という蓄積ができます。
 
これがいうならば、一人一人の釣り人が持っている引き出しの数なんですね。この引き出しは、数が多いほど役立つことはいうまでもありません。
 
このコラムを始めるに当たって、40数年の沖釣り経験で蓄えた、引き出しをひとつひとつを公開していこうと思っています。
 
この引き出しは、もちろん自分自身の経験から生まれたものもありますが、毎日、海へ出ている漁師から教わったものも数多くあります。そんな魚釣りのプロから教わった秘伝、秘技をひとつずつ公開していきながら、皆さんといっしょに沖釣りが楽しめたら最高です。これからもよろしくお願いします。

【プロフィール】
今井浩次(いまいこうじ) 
1944年兵庫県尼崎市生まれ。

釣り好きが高じて昭和51年、週刊釣りサンデー創刊と同時に入社、元取締役編集局長。渓流釣りやアユ釣りのほか、おいしい四季の釣魚を求めて各地を放浪、沖釣り歴は約40年、阪神沖釣クラブ相談役。釣った魚は自らさばいて食べるのがモットー。現在はフリーランスのライター兼フィッシングアドバイザー、サンテレビの人気長寿番組「ビッグフィッシング」の解説者、スポーツ紙や日刊紙に釣りコラムを連載中。