■2位・鈴木剛選手
優勝を狙っていたので(2位は)悔しかったですが、初めて表彰台に立てて気分はよかったです。
G杯はレベル高いので、簡単には勝てません。
来年は、課題のキャスティングの技術、取りこぼしのない(仕掛けの)回収を勉強したい。
(優勝した)早坂さんのサビキと回収の間の微妙なスピードをしっかり学んで、来年につなげたいです。
竿=がま投 競技スペシャル II 35号 4.05m ハリ=都鈎 2.5号
■3位・渡辺慎二選手
昨年(初出場で2位)より下がりましたが満足しています。魚影の濃い所を攻めたかったが、出来てなかった。
憧れの権威あるG杯で(九州の代表と思って出場した)昨年、今年と続けて表彰台に上がったことから、地元の若手らにもスイッチが入ったと聞きました。
来年は残るひとつ(優勝)を埋めるよう自分の責任として頑張ります。
竿=がま投 アルテイシア 35号 4.05m ハリ=秋田狐 3.5号
■矢野勝彦審査委員長
予選は向かい風が強いなかで行われ、予想通り遠投力のある人が決勝戦に抜けて来ました。
釣果も80匹超でも決勝戦へ進めない選手があるなど熾烈な戦いとなりました。
決勝戦は6人中5人が遠投派で、長い仕掛けを上手に操って、毎回丁寧にもつらせないで上げるには相当な技術が必要のはずです。
毎年レベルがあがっており、並の力ではG杯獲得はおろか決勝戦へも進めなくなってきたのが現状です。
来年も全国から予選を通過して来る選手らがどんな戦いを見せてくれるかますます楽しみです。