10月29日(土)、愛媛県日振島の磯にて、2016シマノ・ジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権インストラクター選抜戦が開催されました。
全国の名だたるシマノ磯インストラクター(アドバイザー、フィールドテスター含む)17選手による、全国大会出場権4枚のキップをかけた熾烈な戦いが繰り広げられました。
メンバーは、常連のテスターに加え、唯一の女性フィールドテスターである遠藤いずみ選手、そして過去に2度の全国大会を制覇し、今年からシマノ・フィールドテスターの仲間入りとなった友松信彦選手も参加。
さらに豪華多彩な顔ぶれとなりました。
インストラクター選抜戦で使用した磯はセミファイナル大会同様、宇和島湾内の防波堤を使用しました。
普段はエサが入っていないため朝イチは釣れ出しが遅いものの、一旦グレが寄ればコッパの大群。
名だたる名手たちはポイントやタナの見極めはもちろん、仕掛けやエサを工夫し、サイズUPを図ります。
さて、2時間2試合制の競技が終了。
ほぼ均一した条件での試合は、かつてない星のつぶし合いが随所に見られました。
2試合を連勝したのはわずか2選手のみで、連敗が3選手。
なんと、10選手が1勝1敗。
1位は江頭弘則選手、1958年の第1回大会で優勝し通算5回の全国制覇を成した徳島の重鎮。
今や大グレ磯師のイメージがありますが、見事にコッパをかわし連勝で6ポイント獲得。
2位は友松信彦選手。
2試合目の僅差をかわし、初出場で連勝の6ポイント。
3位は矢部裕之選手。
1勝ですが負けは無く、困難な3人対戦で2位になり1.5ポイントが加味され4.5ポイント獲得。
4位は花田欣也選手。
3位と同様に4.5ポイント獲得という結果に終わりました。
今回の湾内対決、困難な防波堤での中、選手の皆様には最後まで大会を盛り上げていただきましたこと、スタッフ一同あらためて感謝する次第でございます。
ご苦労さまでございました。