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開催場所大阪
結果10月23日終了
9月初旬、まだ汗ばむ陽気の東北予選(山形 千石の池)から始まった闘いも、いよいよ最終戦。ここ水藻FCでの関西Ⅱ大会で予選ファイナルとなる。
この間の季節の移ろいは急ぎ足で、秋の深まり、そして、水の中は冬の釣りの序章に入ったようだ。
天候に恵まれたものの吹く風は冷たく、大半の選手が短竿のチョウチンウドンセットでの闘いとなった。
底釣りは?と思うが、まだ冷えきっている状態ではないので、底に付いていないという、かなり限られた条件の中でのつばぜり合いとなった。
1回戦は4~5名が10組、上位2名が決勝戦に進む。
渋い釣況の中、決戦進出のボーダーラインは8kgライン(4h)、最高釣果17.6kgは立派である。
そして、女性2人が決勝に駒を進めた事も特筆である。
12:30から20名を10名ずつの2グループに分けての2hの決勝戦、各グループの1位が全国決勝に進む。
午後になっても肌寒さは変わらず、釣況は好転しない。
ほぼ全員が竿の長さを違え、チョウチンウドンセットでのぞんでいる。
2hの中でチョウチンで時合を作るのは難しく、どう拾っていくかの神経戦になった。
渋い時に必要以上にバラケを入れると、かえって釣況を悪化させるのセオリー通り、しっかりウキを入れて確実なアタリを取る釣りに徹した選手がこの接戦をものにした。
1枚の重要さを痛感させる予選~決勝であった。