-生田 文彦-
当日は予想よりも雨の降りだしが早く、1日どうなることかと心配しました。
出船後はパラパラと降ったりやんだりの繰り返しで結局は予定通り15時まで竿を出すことができました。
当日の状況は中々厳しいもので、潮はユルユル、サラシもないベタ凪、高水温で表層にはエサトリさえ浮いてこない。
加えて蒸し暑さという四重苦。
アタリの取れるタナも竿一本ほどから下で、アイゴ・サバ・時折イサキ、忘れたころにグレ・・・。
まだシーズンには早く小型主体であろうということで規定サイズを23cmに変更していましたが、規定数8尾を揃えることができたメンバーはいませんでした。
そんな中でも当日の状況から見れば良型と言えるグレを持ち込み入賞されたメンバーのコメントをご紹介します。
優勝:赤坂公久
尾長ネムリ6号でスタートしたが食い渋りのため短軸のませ4号までサイズを落として沖から際まで幅広く攻めました。
アイゴやソウダガツオなどのエサトリに負けない鈎で優勝できました。
2位:杉本真二
速掛グレの浅層・広層、沈め探りグレのいずれも4号を使い、潮流に合わせて仕掛けの角度に気を付けながら使い分けました。
どれも口元にかかりテンポ良く釣りができ、さらに信頼感が増しました。
3位:鄭台基
競魂グレ5号でスタートするも前半は全く反応なし。
後半深棚を攻めていると反応があり、沈め探りグレ5号に切り替え弱いアタリを拾いながら的確にかけることができました。