初夏の暑さを感じさせる5月26日(土)、茨城県・筑波湖で「ダイワへらマスターズ2012関東A地区大会」が開催された。関東ではこのA地区と埼玉県・椎の木湖でのB地区の2大会(10月6日)があり、ここから全国決勝大会へ向けての最終予選・東日本ブロック大会への進出を目指す。
今回のA地区大会の参加者は110名。競技は一般選手102名を21グループに分けて予選を行い、各グループ上位2名の計42名に絞る。これにシード選手8名を加えた合計50名による決定戦を行い、東日本ブロック大会進出の10選手を決定する。
選手は受付後、指定された桟橋に向かい釣り仕度に取りかかる。開会式に続き岡崎一誠競技委員長からのルール説明ののち、午前7時に予選開始の合図と同時に静かだった水面にはいっせいにエサが打ち込まれた。
予選は3~6号桟橋で11時まで4時間勝負。筑波湖で最も安定しているのは短竿の浅ダナ~チョウチンで、クワセにウドンあるいは掛けコブのセット釣り。8割の選手は確実性の高いこの釣り方を選んだ。
開始15分、桟橋の各所で竿が立ち始め、9時を過ぎると2枚目のフラシへチェンジする選手がつぎつぎと出始めた。しかし一方ではカラツンやスレ、ジャミアタリに悩む選手も。混雑に加え、緊迫した空気がヘラにも伝わってか簡単には続けて釣れない。
ウキの動きを見極め、一投ごとに的確な対応を求められる展開のまま予選は11時に終了。決定戦進出者の大多数が14~20㎏だったが、ただ一人、上杉拓選手は30㎏台(30.2㎏)のトップ釣果をマーク。釣り方は竿8尺タナ1mのウドンセットだった。
12時30分、5号・6号桟橋でシード選手を合わせた50名により東日本ブロック大会出場者決定戦がスタートした。50名を4組に分け、各組の上位2名・計8選手と各組3位(4名)のうちの上位2選手の合計10選手がブロック大会進出のキップを手にする。


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