初めての方へ

HOME

釣り船予約

業界ニュース

イベント情報

開催場所兵庫

結果7月9日終了

【SHIMANO】2016シマノジャパンカップ鮎釣り選手権セミファイナル西日本大会 大会結果

1位)小松広樹選手、2位)市川誠司選手、3位)辻泰司選手

■日時
2016年7月9日(土) 
 
■場所
揖保川(兵庫県) 
 
■天候
雨のち晴れ 
 
7月9日(土)、兵庫県揖保川にて、2016シマノジャパンカップ鮎釣り選手権セミファイナル西日本大会が開催されました。
 
関西から九州の西日本地区5大会の勝ち抜き27選手に、シード2選手を加えた29選手(2名欠席により実参加27選手)により、90分3試合のポイント制で3名の全国大会進出権を競い合います。
 
釣場は、多くのポイントを含み、選手に存分に実力を発揮していただき、かつ一般の方々への配慮も兼ねた広大なエリアとし、吉島エン堤~下野橋をAブロック、そして揖保川の中でも特に有名な『住宅前』『消防署前』という2大好ポイントをセットとした下野橋~志んぐ荘間をBブロックとしました。
 
今年の揖保川は、天然遡上が多く確認されていましたが、その魚影の濃さに反して掛からない状態が続いていました。
 
また、6月下旬の大雨で入川のできない状態が続いており、心配されていた水況ですが、7月に入ってからは水位も回復。
 
ところが大会前日の昼前から徐々に降り始めた雨の影響で状況は一変。
 
平水をやや下回っていた状態の揖保川でしたが、雨による高水と濁りで、会場に到着した選手の間からは、不安の表情が隠し切れません。
 
第1試合、選手のブロック移動の効率を考慮し、移動の無いAブロックを10分早めて試合を開始。
 
Aブロックは、上流部に数狙いの松ヶ瀬をはじめ、本部前の六尺前や、数型ともに狙える下野橋カミのトロ場など多数の好ポイントが点在します。
 
しかし、高水と濁りが影響し、14選手中釣果(込み3匹以上)を得たのは5選手に留まりました。
 
1位通過は、込み4匹の釣果で九州大会1位の矢幡聖二選手と関西A大会1位の辻泰司選手がともに13.5ポイントを分け合いました。
 
Bブロックは、下野橋から下流がエリアで、消防署前のカミ手、住宅前シモ手の志んぐ荘前まで。
 
途中に大きな3つの瀬など好ポイントが点在します。
 
こちらのブロックも高水と濁りの影響を考りょし、多くの選手が昨日まで殆ど水の無かったヘチ狙いに徹しました。
 
Bブロックの1位通過は、関西A大会4位の久保勝彦選手が単独トップで14ポイントを獲得、続いて関西B大会1位の門﨑芳男選手と中四国B大会1位の市川誠司選手がともに5匹で12.5ポイントを分け合いました。
 
続いて第2試合、時折り激しく降った雨も小雨に変わりましたが、それでも水位は徐々に増えており、まだまだ厳しい状況に変わりはありません。
 
Aブロックは門﨑選手が4匹で単独1位を獲得、続いて中四国B大会4位の小松広樹選手と市川誠司選手が3匹で12.5ポイントを分け合いました。
 
Bブロックは変わらず、オトリ配付場所からシモに向かって住宅前の岸際に選手がズラリと並びます。
 
こちらのブロックは中四国B大会2位の大谷純治選手が5匹で単独トップの14ポイントを獲得、続いて関西B大会3位の鎗水剣治選手が4匹で13ポイントを獲得しました。
 
第3試合開始前、今後の河川状況を推測した結果、これまでの降雨により、さらなる増水の可能性があり、安全第一の観点から試合時間の短縮や第3試合自体の中止が十分に考えられると判断。
 
最後まで少しでも安全に、かつ実力発揮していただきたいとの理由で、昼食休憩なしで引き続き第3試合を行ないました。
 
開始から時折り霧雨のような雨は降るものの、次第に雨も止み、気温も上昇。一転して、蒸し暑い状況となりました。
 
注目の第3試合、Aブロックの結果は4匹で九州大会2位の平祐二選手、中四国A大会5位の三角鉄平選手、関西A大会3位の土師直人選手、関西B大会2位の桂原秀道選手が並び、12.5ポイントを分け合いました。
 
Bブロックは小松選手がなんと今大会最高釣果となる、込み18匹の釣果を記録され、単独14ポイントを獲得。
 
続いて13匹の釣果で関西B大会7位の大前善彦選手が13ポイントを獲得されました。
 
そして、各ブロックで検量を終えた選手は、上流Aブロックの本部に続々と集結し、表彰式が始まりました。
 
ジャパンカップ・セミファイナルは公平で真の実力を評価すべく、独特な計算方式を取っており、この時点では上位3選手が誰なのか特定されなかった様子。
 
そしていよいよ結果発表。
 
1位は3試合を好成績でまとめた小松広樹選手。
 
2位は安定した成績を記録した市川誠司選手。
 
そして3位は第1試合のブロックトップが功を奏した辻泰司選手。
 
以上3選手が全国大会出場となりました。
 
おめでとうございます。
 
来たる8月に栃木県那珂川で開催される全国大会での活躍を祈念いたします。
 
今回惜しくも実力を十分に発揮できなかった選手の皆様、この悔しさを励みに、来年もセミファイナルでお目にかかれ、活躍されることを期待いたします。
 
選手の皆様には、厳しいコンディションの中、3試合を最後まで全力で競っていただき、大変お疲れ様でございました。
 
表彰式も最後までご協力いただき、あらためて感謝いたします。
 
また、早朝から表彰式まで多くの応援に駆け付けていただいたファンの皆様、大会を盛り上げていただきましたことに御礼申し上げます。
 
そして、釣った鮎の社会福祉施設への寄贈につきましてもご協力いただき、あわせて御礼申し上げます。
 
ありがとうございました。
 
また、今回は熊本地震の義援金箱を設置し、選手の皆様へご協力を呼びかけました。
 
皆様のご協力に主催者一同感謝いたします。誠にありがとうございました。
 

フォトレポート

厳しいコンディションでしたが選手の皆様、大変お疲れ様でした。