■開催日
5月29日(日)
■タイトル
第123回パワーオーシャンカップ オープントーナメント
■場所
鹿児島県谷山一文字
■対象魚
ロックフィッシュ
5月29日、九州屈指のロックフィッシュフィールド「鹿児島県・谷山一文字」にて、パワーオーシャンカップオープントーナメントを開催しました。
昨年はハタ類のトップシーズンである9月に開催し、予想通りの好釣果で盛り上がったP.O.C.オープン。
そして今年はあえて初夏の谷山一文字に挑むスケジュール。
はたして初夏の鹿児島はどんな展開を用意しているのか?
選手、運営側ともに期待に胸が膨らむ大会となりました。
メインターゲットは、一躍人気ターゲットに上りつめた「キジハタ」「オオモンハタ」、そして全国的に最もポピュラーなターゲット「カサゴ」。
ゲストアングラーには、釣りビジョン「ROCK’N FISH」でおなじみのオーリーこと折本隆由プロ、SUPER ROCK FISH 2015準優勝の東北若手ロックフィッシャー佐々木俊プロを迎え、総勢67名でのバトルとなりました。
今回のフィールドとなる「鹿児島県・谷山一文字」は、南北に伸びる全長約1,900mの大規模な沖堤防。
水深はおおよそ10m前後と比較的深く、足元にはケーソンや基礎、捨石がポイントを構成。
沖にも沈み根が点在しています。
キジハタ、オオモンハタの実績が高く、カサゴやその他のハタ類も含め、一年を通して数多くのロックフィッシュと向き合うことができるフィールド。
また、青物やマダイ、シーバスなどの多彩なゲームフィッシュが生息し、釣り場としてのポテンシャルの高さは九州のなかでも屈指です。
小雨が降るなか、4:30より受付を開始。
集合場所にはすでに多くの選手が集結しており、今大会に向けての熱気が伝わってきます。
受付をすませた選手から随時、沖堤防に移動。
選手全員が渡り終えた6:00頃、レギュレーションの確認を行い、いよいよスタートフィッシングのコール。
各選手がそれぞれのプランを描き、北へ、南へと散らばっていきました。
比較的多くの選手がエントリーしていたのは、昨年の好釣果を出した堤防中央部周辺。
外向き、内向き問わずポツポツとロッドが曲がります。
しかし、釣れているのは中~小型のカサゴが中心で、昨年開始早々にラッシュしたハタ達は意外にも静かなスタート。
季節的な違いによるものなのか?
それとも雨による影響なのか?
この後、時合いがやってくるのか?
まったく展開が読めない状況に。
一方、実績ポイントとして地元ではメジャーな北端エリア、南端エリアに目を向けると、長距離の移動にもかかわらず気合十分の選手達の姿がちらほら。
そのなかでナイスサイズのキジハタをキャッチしている選手が数名いるとの情報。
はたして試合の主導権を握るのは一体誰なのか?
試合展開から目が離せません。
試合展開から目が離せません。
11:00からウエイインを開始。
11:30を過ぎた頃から各選手が帰着し始め、気がつけば検量前には列が。
結果67名中34名が見事ウエイイン。
そこには1kgを超すキジハタを持ち込む選手、キジハタ・オオモンハタ・カサゴをコンプリートして検量に向かう選手、南国ならではのヤミハタや珍魚ウルマカサゴを持ち込む選手と、鹿児島らしいバラエティに富んだウエイインとなりました。
鹿児島県・谷山一文字戦を制したのは、福岡県北九州市からエントリーの平岩秀一郎選手。
コンディションの良いキジハタをきっちり3尾揃え、トータルウエイト2,730gというビッグウエイトをメイク。
今大会に向けて徹底したプラクティスを重ね、50gの僅差で2位を振り切り、念願のP.O.C.オープントーナメント優勝の座を掴み取りました。


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