■日時
2016年4月23日(土)、24日(日)
■場所
宿毛湾一帯(高知県宿毛市)
■天候
曇りのち雨
去る4月23日(土)、24日(日)、高知県宿毛市の宿毛湾一帯で「2016シマノジャパンカップ クロダイ(チヌ)釣り選手権 全国大会」を開催いたしました。
決戦の舞台に立ったのは地区大会を勝ち抜いた24名と、2015年度全国大会上位3名のシード選手を加えた、総勢27名の精鋭たち。
予選3試合、マンツーマン対決の勝ちポイントと合計重量差で順位が決まります。
前日の大雨の影響で水潮気味の宿毛湾ですが、スタッフによる入念な試釣で厳選された釣り場を使用しているため、第1試合は全14組中8組の対戦に釣果がありました。
乗っ込みらしい大型魚も多く上がります。
中でも出色は内海通人選手の釣果。
50cmと53cmの2尾を手にし総重量5059g。
昨年の覇者、光田俊介選手を撃破します。
第2試合は、両選手釣果ナシの釣り場を避けて迅速に新たな候補地に変更。
その結果、全14組中釣果ナシは2組のみとなり、三宅英二選手が3㎏弱の大型魚を持ち込むなど好釣果が続出。
検量所が沸き立ちます。
2連勝で6ポイントを獲得しているのは、塩田孝吉選手、内海通人選手、矢吹壮選手の3名。
1勝1引き分けで4ポイントの5名が追いかけます。
運命の第3試合では塩田選手と内海選手が敗退。
矢吹選手が引き分けて7ポイントとします。
この時点で2試合4ポイント獲得の選手が勝ち上がれば、順位はガラリと変わります。
が、いずれの選手も敗退もしくは引き分けとなり、予選をトップで通過したのは矢吹選手。
続く6ポイントの選手は7名となり、大混戦を重量差で制したのは塩田選手でした。
2試合目を終えた時点で14位だった光田俊介選手は3試合目に良型を2尾釣り、3位まで一気に浮上。前年度チャンプの底力を見せつけました。
決勝の檜舞台は大藤島のノゾキ。
3年連続で決勝の地に選ばれた一級磯です。
この日のために2年間、宿毛の磯に通い続けた塩田選手はノゾキのポイント地形も克明にデータ化。
立ちウキでタナをきっちりと決める釣りを得意にします。
一方の矢吹選手も立ちウキの使い手。光田選手を師と仰ぐ32歳の若武者です。
10時20分試合開始。
潮が動かず、矢吹選手が良型グレを連発するも本命は顔を見せません。
両者沈黙のまま前半が終了。
後半開始10分にサオを満月にしたのは塩田選手でした。
マッスルチヌの強烈な突っ込みをかわしてタモ入れに成功。
その10分後またも本命のアタリをとらえて2尾目。
矢吹選手はグレをかわせず最後まで苦戦します。
検量結果は塩田選手が1620g。
見事、頂点に上り詰めました。
また、今回は熊本地震の義援金箱を設置し、選手の皆様へご協力を呼びかけました。
皆様のご協力に主催者一同感謝いたします。
誠にありがとうございました。
※文中敬称略


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