当日天候はうす曇りで北西系の風がやや吹いていたが、丁度良い波気が出てコンディションは良かった。
昨日から比べて水温が一度近く上がり18.5℃、この時期にしては高めである。
そのためか準決勝は外海側のアシカ周辺で行なわれたが餌取りのタカベ・小イサキがグレ釣りのじゃまをして厳しい状況となった。
結果0vs1、0vs2の僅差で田中選手と戸篠選手が決勝に進んだ。
決勝戦の磯は双子の親である。
前半田中選手がリミットの10匹をそろえたのに対し、戸篠選手は1匹で折り返し、後半2匹を追加したものの追いつかず、そのまま田中選手が逃げ切って通算5回目のチャンプの座をキープした。
甑島では抜群の強さを見せたが、アウェーの地でも結果を出しますます技に磨きがかかり一回り大きくなって来たような勝利であった。