■イベント名
TeamONIGAKE中国 2016年度広島支部第1回大会
■開催場所
能美島沖一帯のイカダ
■開催日時
2016年2月7日(日)
■対象魚
チヌ(30cm以上5尾の重量)
■参加者
18名
暦の上では春となる「立春」を過ぎ、中国山地を源に発する太田川の流れ込む広島湾では雪解けで最も水温の下がる時期を迎える。
磯では魚の活性は低く好釣果は聞こえてない。
しかしイカダからのフカセは別格、その日の層(たな)さえ確実に掴めば50cmオーバーが連続ヒットするイカダも多い。
午前8時、日照で水温の上がる時間を考慮して遅い出船となった。
中町漁港から第一便の9名を乗せ沖のイカダへ向かう。
湾の中ほどの牡蠣の重さの掛かったイカダに渡り、第二便の9名は東端となるイカダに渡った。
水温が低く透明度の高い海水は、10mあたりまで帯状に広がるマキエが見える。
層が深いこともあり、鈎は重量のある「巨チヌ」と貫通力とエサズレの少ない「競魂チヌ」を使う選手に二分される。
3号以上のサイズが多いようだ。
スタート時は雲が多く、北の風が強い厳しい状況だったが、10時半を回る頃から陽射しも回復して水温も上がったのか、第一便の選手はヒットが連発する。
上位入賞者はこのジアイがもっとも良く釣れた。
第二便の選手はイカダの状況が良くないのかノーヒット。
サシエのオキアミは白く冷たくなりそのまま帰ってくる。
潮も表層、中層、底と複雑な流れを見せる。
それでも12時を過ぎる頃からアタリが出始め、竿4本の層を掴んだ選手は4匹の釣果をものにした。
検量はチヌの釣果に沸いた、優勝者は5匹重量で7kg弱の釣果。
1月中旬の記録的な降雪のため低水温、低活性のこの時期に参加全員にヒット。
強烈な引きにイカダに逃げ込まれ、取り込めない大型がヒットした選手もいた。
イカダにムラがあり、釣果に差が出たが公平にクジを引き、運も見方にした鈴木茂之さんが優勝者となった。
年々数は少なくなっているが、50cmオーバーはまだまだ多い。
乗込みに向け期待が持てる。
併せてゴミの持ち帰り等、魚業者との信頼関係が深くなれば双方に利点となることも多い。
■イベント結果
順位:お名前/匹数/重量
優 勝:鈴木 茂之選手/5匹/6,930g
準優勝:鎌田 洋平選手/5匹/6,020g
第3位 :松田 利隆選手/5匹/6,005g
第4位 :大野 桂輔選手/5匹/5,830g
第5位 :坂本 博也選手/5匹/4,765g


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