メガバスリールは、現時点で考えうる最先端・工業技術を終結して製作しています。熟練のファクトリーマイスターが持てる技を駆使し、精巧に作り上げていくリールです。レースに勝つために凌ぎを削ってきた元レーシングエンジニアが在籍するメガバス・リールファクトリーの生産規模は、決して大きくありません。
マグネシウム、超々ジュラルミン、チタン、モリブデン、ハイエンドアルミニウム、カーボングラファイト、カーボンコンポジットマテリアル、ハイブリッドABSなどなど、あらゆる素材を導入し、大メーカーとは異なる、ガレージファクトリーならではの「ワンメイク」アプローチが頻発します。
フィールドに設計室を置き、実戦検証型の設計手法と大胆なチューニングメニューを即時編み出しながら、高度な新素材加工ノウハウの数々を大胆に注ぎ込むメガバス・リールファクトリーのスタッフは言います。「釣果が先。図面は、あと」だと。したがって、もう2度と作らないモデルや、使い手に一定以上の技量レベルを要求するピーキーなモデルさえ存在します。これは、メーカーを名乗るものとしてはどうかと思いますが、「絶対釣果」をたたき出すために、マーケティングを無視したマイスターたちのわがままでモノづくりがなされている、ガレージファクトリーならではの現場感覚です。
そんな「スペック至上主義」を主張するレースエンジニアが腕をふるう一方で、メガバス・リールファクトリーには、芸術性を深く追求するアーチストがいます。
彼らはいいます。「感動が先。図面は、あと」ここで彼らも、設計図があとになってしまうのですが、スケッチブックを手に絵を描き、美的主観を優先し、何度もモデリングします。彼らにとって作りたいのは、リールの姿をした「芸術作品」だからです。手にすればオーラを放ち、数学的に割り切れぬ交錯する微妙な直状線と、微妙な曲線が織り成す、「数奇屋づくり」の伝統美学がもたらす重厚な存在感。これらは、大人の休日において、質の高いフィッシングプレジャーを提供してくれると確信しているからです。ファクトリーのアーチストたちが直視するのは、レースエンジニアたちが重視する数学的なパフォーマンス・スペックではなく、官能的な感性スペックです。こうして、ISシリーズとは対極的ともいえる「パガーニリール」が誕生しました。
P200にいける、左右で異なる真円形と楕円形を、たった4本のピラーで連結し、異形構造がひとつの集合体を目指したときに見せる結合美は、建築構造物の美学に共通するものです。これらは、あなたの釣果を直接的に向上させるものではありませんが、手にしたあなたの心を躍らせ、フィッシングのモチベーションを大いに上げてくれる、重要なメンタリティのエレメントです。ファクトリーのアーチストたちは、パガーニリールの開発と製作を通じて、美の探究と表現に取り組んでいます。
≪Pagani P200 Spec≫
■Bearings: 5BB
■Gear Ratio: 6.1:1
■Line Capa: 8lb./155yards、10lb./123yards
■Weight: 230g
■Drag Max: 3.0kg
■Priceメーカー希望小売価格(税別)41,000


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