第3回マルキユーM-1カップ全国グレ釣り選手権決勝大会が11月7日、8日の両日、決勝大会では初開催の大分県佐伯市の米水津の磯で行われました。
全国各地の予選(予選総参加人数958名)から勝ち上がった21名、昨年度のシード選手3名、MFG枠代表選手6名、総勢30名が集結しました。
午前3時30分より受付から開会式、抽選会の進行で対戦カードが決定しました。
1回戦の競技規定はグレ23cm以上、1ラウンド9尾以内計3ラウンド合計27尾以内の総重量で、1ブロック3名の対戦。
競技時間は7:00から11:30で、途中10分のインターバルを取り1試合80分の3試合。
予定通り午前6時に各渡船に分かれて選手達は乗船し出港しました。
まず初日に1回戦と2回戦が行われましたが、天候は雨・風がともに強く、コンディション的には厳しい状況の中、予定していた磯を変更するブロックもあり、結果、接戦の磯もあれば、1尾を争う場所もあり、決勝大会にふさわしい戦いとなりました。
結果10名が2回戦に駒を進めました。
2回戦は1ブロック2名の対戦。
競技時間は13:00から15:00でインターバル無しの1試合60分の2試合。
2回戦ともなると勝ち残った選手達も緊張がほぐれましたか、各ブロックともまずまずの釣果があり、結果6名が準決勝に進出(ワイルドカードにより2回戦の敗者の中で最大重量者1名含む)となりました。
初日、夜に行われた懇親会では、各選手の今大会のコメントや、惜しくも負けた選手のコメントなどを聞き、なごやかなひと時を過ごし、2日目、準決勝の組み合わせ抽選を行い、結果、2名1組の対戦により、{第1組}有田選手(大分県)VS羽原選手(広島県)、{第2組}森井選手(徳島県)VS藤井選手(山口県)、{第3組}小松選手(広島県)VS宮原選手(佐賀県)の組み合わせとなり、勝ち残った6名の選手は明日の意気込みを述べました。
2日目、前日同様に状況も悪く、スタート時間を遅らせ競技をスタート。
準決勝の競技規定は状況を見てグレ21cm以上と変更し、9尾以内の総重量。
競技時間も短縮し7:15~8:55で競われ、インターバル無しの1ラウンド50分の2試合。
第1組は、有田選手が価値ある1尾を釣り上げ決勝進出しました。
第2組と第3組は残念ながら釣果がなく抽選にて森井選手と宮原選手が決勝戦に駒を進めました。
その決勝の場所は「白子島の北」。
競技規定はグレ21cm以上、9尾以内の総重量。
競技時間は9:45~12:25。
インターバル5分を取り、1試合50分の計3試合。
1試合目は有田選手が開始早々に40cm級のクロを釣り上げ優勢に立ちます。
2試合目に入りアジが湧き、各選手釣り辛い状況。
いよいよ最終3試合目になると上潮に変わり、三選手ともコンスタントにクロを釣り上げる展開となり、12:25に試合終了のホイッスル。
検量するまでどの選手が優勝か分からない状況で検量結果、終了5分前に釣り上げたクロが決定的となり宮原選手が優勝し、2日間に渡る熱戦に幕を閉じました。