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2015年2月10日更新

【TIEMCO】新シュマリシリーズ

シュマリシリーズに新たにヘビーウェイトミノーが追加!

シュマリ50FS(50mm、4.4g)は発売中のシュマリ50Sに比べて当然沈下速度は速くなっています。
 
ただあまりにもストンと落ちてしまうと、淵などの深いところ(イメージでは1メートル以上水深のある所)は良いのですが、個人的に好きな1メートルより浅い所は、揺れながらスーっと落ちていくタイプの方が使いやすいと考えました。
 
そのためにあえて極端に早い沈下速度には設定しておりません。
 
特に股下位の水深ではキャスト後、ボトムにすぐに着底してしまうことも回避するように考慮しています。
 
また、自分の設定したタナになったらレンジキープを意識してリトリーブやトゥイッチをかけていきますが、トゥイッチ後のポーズ時にちょっとした間が欲しかったことも、沈下を早くしすぎないようにした理由です。
 
特にお尻がすぐに下向いてしまうと、ちょっとした間を取るとどんどん浮きあがる傾向があるので、その点は細心の注意を払い設計しています。
 
浮き上がればもう一度沈め直すことを繰り返せば良いのですが、その間が良い時も悪い時もあります。
 
間を長く取りたい時はシュマリ50Sなどを使っていきます。
 

シュマリ50FSをパイロットルアーとして使用し、シュマリ50Sは長く魚にルアーを見せたい時、膝下の浅場が多い時、ルアーを流しながらクロスで広く探りたい時、ボサや木の下に流し込みたい時にチェンジします。
 
逆にシュマリ50Sを最初に使用し、やや深場をメインに探りたい時、ちょっと大場所で飛距離が欲しい時、魚がボトム付近にいると考えた時にシュマリ50FSにチェンジでも問題ありません。
 
そこは釣人の好みだと思います。
 
2タイプは持っておいたほうがさまざまなシチュエーションに対応できます。
 
タックルはやや張りのあるロッドでナイロン5ポンドを使用します。
 
シュマリ50FSは、やはり自重があるのでビシッと動かさないとキレが出ません。
 
お手持ちのロッドでキレが無いと思ったらPEラインにするなど色々試してみてください。


シュマリ50FSは「カルティバSTBL-1.56BC」を使用しています。
 
バーブレスなので魚はもちろん、自分や木の枝に引っ掛けても楽に取れるようになっています。
 
シュマリ80FS(80mm、10.5g)は本流でのダウンクロスのターン。
 
ウミアメ、海サクラのファストリトリーブなどの使用で設計しています。
 
引き重りも少ないようにボディデザインを行い、細かいウォブンロールアクションを出しています。
 
リトリーブ中は左右に千鳥足状態でやってくるので、レンジをキープしつつトラウトを誘うことができます。
 
ひたすら投げて巻く釣りでまずはOKです。
 
常にジャークやトゥイッチをしなくてもよく、とても快適です。
 
もちろん強くアピールするために時折ロッドで誘うのも有効です。
 
シュマリ80FSもストンと沈下ではなく、「ピラピラ→揺れながらスー」という感じの落ち方です。
 
本流などでクロスに投げ、「浅いところ(岸際)→深いところ(流芯)」と言うシチュエーションの時に、ストンと落ちると根がかりが多発してしまいます。
 
どうしても淵で深く沈めたい時は上流に投げて流し込むか、またはスプーン・ジグを使用します。
 
シュマリ80FSは7フィート以上のロッドで使うのも良いですが、本流で58クラスのロッドを使用しビシビシ操作しながら使うのも面白いです。
 

シュマリ50FS、シュマリ80FSともに今までのシュマリシリーズに無かったところなのでルアーローテーションの幅が広がります。
 
渓流、本流など、ネイティブトラウトはロッド一本なので、両ルアー共に極端に引き重りするタイプにはしていません。
 
ロッド操作などで十分使用することは可能ですので、是非タックルボックスの中に加えて試してみてください。
 
 
それでは今シーズンもシュマリとともに良い釣りを!