「JGFA服部名人杯沖釣りサーキット第2戦&オープン・マダイ大会」が8日、千葉県飯岡・隆正丸で開催され、67人が参加した。対象は一つテンヤで狙うマダイだが、水温が低く本命が食い渋る一方で良型ハナダイが爆釣。船上は終始笑顔と歓声の渦で埋まった。
●主催 NPO法人 ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)
●協賛 隆正丸(千葉県飯岡)他
●協力 スポーツニッポン新聞社 つり情報 つり丸 釣りビジョン他
●開催日 2012年4月8日(日) 小雨決行 荒天の場合は4月15日に順延
●対象魚 全長40cm以上のマダイ
●募集人数 60名
●参加資格 どなたでも参加できます。
●参加費 11,000円(船代、餌代、稚魚放流基金=1,000円、懇親会費含む)ただし女性、中学生以下は7,000円
●出船 午前5時 12時30分帰港 表彰式、懇親会を午後2時まで予定
●ルール
★IGFAルールで行います
★ライン PE1号(12ポンドクラス)まで
★リーダー 3mまで(強度制限なし)
★オモリ テンヤ4~8号を全員統一して使います。
★バッグリミット(持ち帰り出来るサイズと尾数) マダイ:全長40cm以上2尾まで
他魚は合計10尾まで。(何尾釣ってもかまいませんが持ち帰りはバッグリミットを厳守のこと)
●表彰 1~10位(船別なし)他を予定。
乗っ込みマダイを狙って67人が健闘!
4月初旬の大潮回り。マダイが産卵準備のために、大挙して浅場への突っかけて来る時期。うまくいけば、その第1波の乗っ込みに遭遇も…。この好機に合わせJGFA会員他、多くの一般ファンが集まった。隆正丸が数日前に配信したHPで、3㌔超級をかざす釣り人の画像もあり出船前から大盛り上がりだ。前日の強風で底荒れが気になるが、晴天で海上はナギ。参加者は4隻に分乗し午前5時出船。航程約40分の30㍍ダチで、海上にシーアンカーが降ろされて開始となった。
8号テンヤに8㌢ほどの冷凍エビを付け、一斉に仕掛け投入。8号船では数秒後に胴の間で竿が立ち、30cm級ハナダイが水面に躍り出る。これを契機に入れ食いが始まった。片舷で同時に2人が竿を曲げ、次に3人が。開始後30分で10尾を超す人も…。まさにゴールデンタイム。でも、上がるのはハナダイばかり。
「来たよ!」本命のマダイ1号が出たのは1時間後。左舷トモ寄りの星大輔さん(37=龍ケ崎市、建築業)が42cm、1kgをゲット。「次はこの上を」と力が入る。
「いい釣りをいつまでも…」がスローガンの大会で小型は全員がリリース。それでも足元にある各自の水オケはタイのピンクで埋まっていく。7時過ぎに星さんの隣で竿が曲がった。久保田英さん(47=大田区、医師)が釣り上げたマダイは46cm、1.25kgでピンクも鮮やか。
「今日は父親の誕生日。マダイご飯を作ってお祝いしたいと思っています」。親孝行ができるとご機嫌だ。マダイはその後も出たが、上には上が…。47.2cm、1.30kgで総合優勝したのは、11号船の池上淳一さん(50=市川市、会社員)。「たまたまマダイが通り掛かったのでは」優勝コメントは謙虚なものだった。
マダイは水温に左右される魚。適温は13度以上で、この日は12.5度。「水温が上がれば、マダイの活性は間違いなく上がりますね」(芳野忠司船長)。飯岡沖での本番はまさにこれからだ。
◆大会成績(40cm以上が対象の重量制。同重量は長さで決定。単位kg)
①池上淳一(市川市・一般)1.30=11号船
②久保田英(大田区・個人会員)1.25=8号船
③榎原 進(市川市・一般)1.15=11号船
④中村哲夫(荒川区・マーメイドAC)1.00=3号船
⑤星 大輔(竜ケ崎市・一般)1.00=8号船
⑥草深一雄(船橋市・一般)0.95=11号船
⑦六郷雅弘(小田原市・立花学園高校FC)0.95=同
⑧猶原正和(習志野市・サバロ)0.95=11号船
⑨平川博子(新座市・一般)0.90=18号船
⑩戸村祐方(山武郡・一般)0.85=同。
(敬称略)


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