4月7日、大阪府高槻市にある「芥川マス釣り場(通称)」で、公益財団法人日本釣振興会大阪府支部と大阪釣具協同組合主催の「第16回少年少女マス釣り体験」が開催された。
このイベントは「児童・養護施設の少年少女を対象に、自然と魚とのふれあいを通じて健全な精神を育成するための一助としたい」と長年継続して行われている。
今年は春の訪れが遅く、4月とは思えない寒さの中での開催となったが6つの学園から子供62人、付添16人の合計78人が参加し、ニジマス釣りを楽しんだ。
開会式では大阪釣具協同組合の大藤勲理事長から「ケガのないように今日は釣りを楽しんでください。また釣り場にゴミを残さないなどマナーを守って釣りをしてください」と挨拶が行われた。
続いて、釣り方の簡単な説明や「今日は水量も多く水も冷たい。岩などもあるので転んだりしないように」といった安全面の注意も行われた。
釣り場はそれぞれ岩でブロックに仕切られ、釣りが始まる前に各エリアにバケツでニジマスが放流される。
ニジマスの活性は高く、釣り開始直後からアチコチで魚がヒット、子供達が歓声を上げた。場所によって釣果の差はあったが、なかには30尾近く釣る子供もいて、寒い中最後まで飽きずに釣りを楽しんだ。
釣り方は簡単なウキ釣りなので、少し教えればすぐに釣りはできるのだが、子供が釣った魚のほとんどが針を飲み込まれているので、スタッフは針外しやオマツリをほどくのに終始大忙しだった。
子供達がたくさん釣った魚は持ち帰って塩焼きなどで食べる予定だという。当日参加できなかった子供達にも振る舞われるはずだ。
慣れた子供は自分でエサを付け、釣ったらすぐに次の魚を狙うなど友達と尾数を競いながら楽しい時間を過ごせたようだ。参加していた子供に感想を聞くと「いっぱい釣れて楽しかった。釣りは楽しいと思う。またこういったイベントがあれば来たい」と話していた。




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