【MEGABASS】DESTROYER BLACK JUNGLE

本音の話しをしよう。

 

ロクマルハンターで名を馳せる中村哲也の想いは、理解は出来てもそれをカタチにするのは困難だった。

 

スパークに複数で襲い掛かるスーパーモンスターバスをわずか数十秒でハンドランディング。

 

ベノムをふッ飛ばしウィードをなぎ倒す豪腕。

 

連日DEEP-X300を引き倒す強靭なメンタリティ、極太のジグヘッドフックで分厚いモンスターの顎をカバーごと貫く破壊的なパワーとスピード。

 

それらはすべて、中村哲也のみが持ち得る、彼の圧倒的な身体能力がもたらす釣り「だった」からだ。

 

あえて過去形で表現したのには訳がある。

 

中村哲也だけだったハイパフォーマンスが、ついに多くのアングラーたちにも実践できる道具が誕生したからである。

 

メガバスファクトリーは、従来バスロッドの構造を徹底的に破壊し、新たなシャフトづくりに取り組んだ。

 

相手は、世界記録級のバスだ。前人未到の深海モンスターも想定すべきだ。

 

だれもが手を引っ込めたあきれるほどのジャングルカバーにも怯んではいけない。立ち向かうのだ。

 

デカバスだけを狙い、掛け、獲り続けるフィールドテストが決行された。

中村哲也はフィールドに立ち続けてメソッドの数々を公開し、プロトタイプを使い倒していった。

 

そして厳寒の池原と琵琶湖で自らがファイナルテストロッドの被験者となり、ビーストたちと格闘した。そしてついに、異次元のバスロッドが完成した。

 

これはまぎれもなく、デカバスも獲れるロッドなんかではなく、ロクマルオーバーを倒すためだけに生まれた正真正銘の鬼退治シャフトだ。

 

超ド級のパワーは、曲げるほどにテンションを高め、パワーゲームロッドの常識的基準を打ち砕く驚異的な軽さを誇り、怪物のアタマを強引に振り向かせる破壊的トルクを瞬時に立ち上げるハイパワーロッドだ。

 

その名はBLACKJUNGLE。ダークサイドに生息するスーパービーストたちと、ある意味、快適に渡り合えてしまう驚異の身体能力を秘めたパワーデバイスなのだ。

 

ブラックジャングルの誕生によって、未体験ゾーンがついに手の届く射程距離に入った。ビーストハンティングの衝撃を受けるのは、次は貴方だ。