日時2013年7月13日(土)
場所揖保川(兵庫県)
天候曇り時々晴れ
7月13日(土)、兵庫県揖保川にて、2013シマノ ジャパンカップ鮎釣り選手権セミファイナル西日本大会が開催されました。
西日本地区4大会の勝ち抜き25選手に、シード4選手を加えた29選手により、3名の全国大会進出権を競い合います。
河川水位は若干の減水ながら悪くはないのですが、鮎はたくさんいるのに数日前より急に追いが悪くなって、前日のプラでも苦戦を強いられる状況。
今回、大会に選んだ釣場は、本部に近い従来の『ヒガシマル前』周辺を下流側のBブロックとし、今回は、揖保川の中でも特に有名な『住宅前』『消防署前』という2大好ポイントをセットで上流側のAブロックとしました。選手には多種のポイントで存分に戦っていただき、かつ一般の方々への配慮も兼ねた広大なエリアといたしました。
さらに、せっかく広大なエリアとしたメリットを最大限に生かすべく、スタート/帰着地点を各ブロックのほぼエリア中央に設け、試合時間を目いっぱい戦っていただく設定を行ないました。
試合は90分3試合のポイント制で競い合います。
第1試合、少しでも多く釣れるよう期待を込め、試合開始。
Aブロックは、消防署前のカミ手、新香橋から下流の住宅前シモ手の井堰まで。途中に大きな3つの瀬など好ポイントが点在します。
このブロックの1位通過は、はるばる横浜からここ揖保川の関西B大会で勝ちあがってのセミファイナル出場、玉木選手。厳しい状況ながらオトリ込み8匹、単独1位釣果で15ポイントを奪取。
Bブロックは、龍野旭橋のシモ手から下流の本部前まで、ほぼ昨年までのAB全ブロックに相当する範囲です。
こちらの1位通過は、高知県吾川郡の田島選手と和歌山県田辺市の井上選手。Aブロックと同じ8匹ながら、同数1位のため、14.5ポイントを分け合うことになりました。
第1試合、29選手の全釣果は143匹、一人平均はオトリ込みで5匹という結果となりました。日が照り、この後の釣果UPに期待したいところです。
続いて第2試合、鮎はたくさんいるのですが、ポイントについている鮎が少なく、第1試合で叩かれたのか、期待に反して釣果が伸びません。
第2試合Aブロックの1位は当日の1試合最高釣果の10匹をマークした高知県高岡郡の市川選手が15ポイント獲得。
Bブロックは2011年全国覇者の高知市の和田選手。第1試合なんと釣果ナシ(オトリ込み2匹)の屈辱を跳ね返し、2位に2匹差の9匹で15ポイント。
釣果の落ちた第2試合は合計136匹となりました。
さて昼食休憩後、気分一新された選手の皆様の精一杯の実力発揮を期待し、第3試合が開始されました。
しかしながら開始まもなく、Aブロックの遠くで雷鳴がひびきました。安全第一と急きょAブロックの試合を中断。続いてBブロックも一時中断。その後、雷も去り、検討の結果、試合時間を延長して競技再開。
第3試合、Aブロックの1位は第1試合に続いて玉木選手が8匹で単独1位。玉木選手は第2試合も同数3選手ながら2位を記録しており、トータルで43ポイントの圧勝。見事な成績での総合優勝となりました。
Bブロックの1位は、昨年度、ここ揖保川から全国進出を果たした大阪府枚方市の高尾選手。高尾選手は第2試合で2位の好位置につけておられ、トータル37.5ポイントで総合3位、昨年に引き続き全国進出です。
また、第1試合トップの井上選手は、第2試合で2位、第3試合で3位と常に上位をマークし、総合2位で全国進出となりました。
そのような中、第3試合、2位となられました昨年度全国進出の森永選手は第2試合の5位が影響し惜しくも総合4位。また、第1試合トップの田島選手も第2試合5位がひびき、残念ながら総合5位となられました。
結果、総合優勝の玉木 功選手をはじめ、3選手の全国大会進出が決定いたしました。本当におめでとうございます。来たる8月31日~9月1日、福井県九頭竜川・全国大会での活躍を祈念いたします。
惜しくも実力を十分に発揮できなかった選手の皆様、この悔しさを励みに、来年またセミファイナルでお目にかかれ活躍されることを期待いたします。
選手の皆様には、3試合を最後まで全力で競っていただき、大変お疲れ様でございました。表彰式も最後までご協力いただき、あらためて感謝いたします。
また、釣った鮎の社会福祉施設への寄贈につきましてもご協力いただき、あわせて御礼申し上げます。ありがとうございました。


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