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開催場所鳥取

結果5月25日終了

2013シマノ ジャパンカップ 投(キス)釣り選手権 セミファイナル西日本大会

2013シマノ ジャパンカップ 投(キス)釣り選手権 セミファイナル西日本大会 大会結果を更新しました。
 
日時2013年6月1日(土)
場所弓ヶ浜(大篠津)(鳥取県)
天候曇り
 
6月1日(土)、鳥取県弓ヶ浜にて「ジャパンカップ投(キス)釣り選手権セミファイナル西日本大会」が開催されました。 
 
出場者数は、2012年度開催の関西大会、中国大会、四国大会、九州大会からの勝ち上がり選手に、昨年度全国大会出場のシード選手を加え、総勢49選手(うち2名が急きょ欠席により、実参加47選手)となりました。
 
投釣りのエキスパートたちが、7月開催の全国大会への出場権、7名の進出枠をかけて、日ごろの練習の成果を90分・3試合で競い合いました。
 
日本屈指のキス釣りトーナメント会場である弓ヶ浜、ここ数年は魚影は確かに濃いものの波打ち際とかの近投勝負に終始する場合が多く、昨年は遠近に魚影が散らばったとはいえ、4色までの勝負でした。
 
ところが、今年は状況が一変しています。足元に砂が堆積し、波打ち際の水深が例年よりも若干浅く、近投では数・型とも期待薄。一方、6色前後(約160m~140m)には数・型ともに魚影が集中しており、7~8色投げてピンポイントを効率よく攻めるという釣りになりました。
 
ポイントが比較的ハッキリしているので、居場所を探るという要素は少ないものの、投げ釣りの醍醐味である遠投力勝負が展開される大会になりました。
 
但し、遠方に魚影が集中しているため、遠投のためにハリ数を減らしたりすると効率が落ちて釣り負けます。
 
従って、キストーナメント本来の7~10本針という多点シカケが有利となり、単なる遠投力だけでなく、トラブルを減らす手返しの正確さなど、多くの要素技術が問われる内容にもなりました。
 
そのような状況の中、試合開始早々に多連掛けでスパートする選手がちらほら見られましたが、一方ではトラブルで数が止まる選手も散発しております。
 
さて、第1試合の結果です。
 
ブロックでは23名中、15番スタートの小町 和弘選手がブロック2位にダブルスコア近い差をつける1,078グラム、当日の1試合当たりの最高釣果をマークし、24ポイントをマーク。Bブロックは10番スタートの2010年全国大会の覇者、伊藤 幸一選手が846グラムで昨年のセミファイナル第1試合同様にブロック1位・24ポイントを獲得。 
 
第1試合、47選手の90分での総釣果は、20kgオーバー。昨年の第1試合、40kgの爆釣劇には及びませんが、久々に見る弓ヶ浜の魚影に第2第3試合に向けての選手のモチベーションは上がります。
 
第2試合は、さすがにキスが追いやられたのか、25%ダウンの総釣果15キロ。 
2試合を終えた時点での暫定上位は、1位:伊藤選手、2位:小町選手、3位:香林 和幸選手、4位:原 孝選手、5位:石田 高生選手、6位:健代 利夫選手、7位:渡辺 史緒選手、この7選手が王手をかけます。
 
昼食休憩時には、貼り出された途中経過に見入る選手が多くおられ、過去のデータから今回のポイント(ブロック1位で24ポイント)を考慮し、最終の全国進出ボーダーラインは、58ポイントと予想されました。 (昨年はブロック1位・26ポイント、ボーダー60ポイントの予測で、ほぼ的中!)
 
さて、第3試合。 
 
ここで、暫定13位の佐川 智弘選手、暫定23位の岩佐 寿訓選手がともに暫定上位選手を打ち負かすブロック1位・24ポイントを獲得しました。 しかしながら、それまでの出遅れが追い付かず、総合8位・10位という涙を呑む結果となりました。
 
結果、最終で全国進出を決めたのは、順位の変動こそあれ、暫定7位までの前述した顔ぶれとなりました。
 
今回、この上位7選手の3試合の各成績は、最低でもブロック9位以内に留まっており、セミファイナル大会は全国大会同様に、1試合も大きく落とすことなく、アベレージで強い選手は、やはり勝つという図式となりました。7選手の全国大会での活躍を期待いたします。 
 
また、惜しくも日ごろの実力を十分に発揮できず、残念な結果になられた選手の方々におかれましては、この悔しさを励みに、来年の栄誉を目指してのさらなる活躍を期待しております。
 
大会終了後、釣れたキスは地元施設に寄贈されました。 そして、今回も競技終了後はお疲れのところではございましたが、選手の皆様にシマノ・クリーンナップ・プロジェクトとして海岸清掃にご協力をいただきました。 
 
選手の皆様のご協力に主催者一同感謝いたします。