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2012年7月26日

恐~い一発大波

梅雨が明けると夏磯のシーズンですね。
 
ただ、この季節に恐いのが熱中症ですね。熱中症は真夏よりも梅雨が明けた直後に多発するといいますから、特に気をつけて磯釣りを楽しみたいものです。
 
さて、熱中症も恐いのですが、磯釣りではもうひとつ恐いものがありますね。
 
それは、台風に付き物の大きなうねりや一発大波です。台風や前線の通過によって起きる大きなうねりで磯止めになるのは諦めもつきますが、海は穏やかなのに突然やってくる一発大波だけは、予測の仕様がなくうねりよりもずっと恐い存在ですね。
 
なぜ一発大波が起きるのか?。それには気象や地形、大型船が起こす波などさまざまな要因が絡むために、まだ詳しくは解明されていません。ただ、今までの経験則などからどれぐらいの頻度で発生するのかは、ある程度解明されているようです。
 
たとえば、10波に1波は、通常の波よりも1・3倍の大きさの波が起き、100波に1波は通常の波の1・6倍、1000波に1波は通常の波の2倍に近いものが発生するといわれています。
 
このような経験則から考えて、数千から1万波に1波は、通常の波の2倍以上、ときには3倍近い一発大波が起きると考えられています。特にこれからのシーズンは、台風が多発しますね。台風によってもたらされる大きなうねりに他の要因が加わって、さらに大きな波にふくれあがり、一発大波に変わる可能性が大いにあるわけです。
 
外国では一発大波をフリーク・ウエーブ、気まぐれ大波と呼んでいますが、まさにその通りで、いつやってくるか分からない気まぐれ者なのです。

磯に上がっているときに一発大波の襲われると、道具が流されるだけではすまないことがあります。自分自身が波にさらわれることだって考えられるわけです。
 
そこで、このような事故を防ぐために最低限守っておきたいことがいくつかあります。 まず、一発大波に備えて竿ケースや磯バッグなどは、波打ち際から離して高台へ避難させておきましょう。
 
ふたつ目は、磯に上がったら波の周期を読むことです。どれぐらいに頻度で通常の波より少し大きい波が来るか、もっと大きな波は何波に1回ぐらい起きるかなど、釣りをしている最中もウキばかり見ずに波の状態をよく観察しておきましょう。
 
そして、3つ目が最も大事なことなので、必ず守って下さい。それは、波に背を向けないことです。
 
マキエを作ったり、仕掛けを直したりするとき、必ず海に向かって立つなり座るなりして作業をしてくださいね。
 
このとき海に背を向けて作業していると、突然、一発大波が襲ってきても目に入らないので、逃げることすら出来ないのです。
 
これが海を見ながら作業していれば、波の盛り上がりにはすぐに気付くはずですから、とっさに逃げる行動が取れるわけです。
 
遥か南の海上に台風が発生したが、まだ日本には影響がないという予報が出ていても、台風によって起きるうねりは、早くに日本へとやってきます。このうねりが一発大波を引き起こす原因になることは十分に考えられるので、これからのシーズン、特に台風の発生には気をつけておきたいものです。
 
次回は、マダコ釣りのお話。