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2012年7月12日

夏磯の楽しみ方 強烈な引きに堪能しよう。

皆様、夏の暑さもそろそろ本格的になりつつ、寝苦しくなってきましたが体調を崩されてはいませんか?私の在住する三重県の磯も本格的な夏のターゲットが活動中です。
 
夏磯と言えば、イサキ、マダイ、イシダイと引き味も味覚も美味しい魚種がそろい、それぞれに魅力のある釣りが楽しめます。そこで今回は、「夏磯の楽しみ方」についてご紹介しましょう。
 
現在、三重県の紀東の磯では、イサキとマダイが絶好調です。

型的にもイサキは40cm前後、マダイは55cm前後が中心となっている状況です。しかし、気温が上がり過酷な釣りを迎えるのは、まだまだこれからと言えるでしょう。
 
ほとんどの方が、クーラーの効いた部屋でくつろぎ、時には昼間からビールでも1杯!!なーんて方もいて羨ましい限りです。

でも、私たち磯釣りファンにとっては、灼熱の炎天下の下でも強烈な引き味を楽しみ暑さもなんのそのと、言った感じですよネ(^^;。
 
この時季のターゲットとしては、やはりイサキ、マダイ、尾長グレが上物での主役となり、底物のイシダイやシガキダイも魅力のあるターゲットと言えます。関東の外房や四国、九州ではイシガキダイの大判(60~80cm)の口ジロが魅力的で、残念ながら三重県には、この口ジロはほとんど見られる事が無く、釣れても40cm前後です。
 
しかし、イシダイは、年間に60~70cmクラスが何匹か釣り上げられオスの老生化した銀ワサや丸々と太ったシマシマ模様鮮やかなメスが見られます。

また、上物狙いでは、イサキと尾長グレがメインターゲットとなり特に三重県の場合は、全国的にも珍しく朝から午前中の釣りと正午から日没までの釣り(半夜釣り)に分かれていて、ほとんどの方が半夜釣りで夕方のゴールデンタイムを狙う方が多いですネ。

よく、県外から釣りに訪れた方は「日の出から日没まで出来ないの?」な~んて口にされている方もいますが・・・。

釣り方としては、サラシが伸びて出来る沖の潮目をダイレクトに狙います。仕掛けは、イサキの場合は通常1.25号クラス5.3m前後の磯竿で十分ですが、大型のマダイや50cmを超える尾長グレ(メジナ)もヒットするので、私は1.5号を基本に使っています。
 
また、ラインは通常使用するラインの1.5~2倍のミチイト、ハリスを使う事をお勧めしたいです。釣り方とは、人それぞれ千差万別で、重い鉛(1号)で、大きなウキで攻める方や、軽い仕掛けの錘負荷00号で沈め釣りでタナを中層から深いタナへと探っていく方がいますがどちらもタナは、深くだいたい4ヒロ~6ヒロの遊動仕掛けが友好的です。
 
関東や四国、九州は、もっと深いタナのポイントや逆に浅いタナでもヒットすることもある様ですが、基本的にグレ釣りより深いタナを攻めるのが良い釣果に恵まれるでしょう。アタリは、どの釣り方をとっても一気に竿を引っ手繰っていくアタリが多く、いきなり強烈な引きに遭遇します。
 
この場合、慌てずラインを出し、ゆっくりと魚を弱らせてからやり取りをしましょう。但し、大型の尾長グレや70cmを超えるマダイは、止まる事無くミチイトから瞬時に飛ばされる事が多いので、リールのベールは常にお越した状態でアタリを待つ事が無難です。
 
アタリは豪快、引き味強烈、食べて最高の夏磯を堪能してみて下さい。
 
次回は第2弾として底物の魅力と夏磯の注意点について紹介します。
 
「オォ~なるほど☆」と思う必見ありかもです。お楽しみに~!!