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最新攻略コラム

2017年4月27日

乗っ込みクロダイ攻略VOL3

皆さんいかがお過ごしですか。
 
三重県の堀口文敏です。
 
今回は、乗っ込みクロダイVOL.3として、この時季のマキエサとサシエサについてご紹介します。
 
まず、マキエサは、オキアミ6kgをベースに配合エサを2袋入れて使用する方が多い様です。
 
しかし、私の場合は、オキアミは3kgと少な目にして配合エサを3袋とサナギミンチを入れたマキエサを好んで使います。
 
中でも使用する配合エサは、クロダイの習性を考えて、比重が重く、濁りの強い配合エサを好んで使います。
 
これは、クロダイが底近くを回遊していることと、エサを捕食するときに海底にある蟹や貝類を捕食する性質と濁った場所を好む性格を考えた結果です。
 
特に濁った場所にはクロダイは、エサを目当てに突っ込んでくるくらい興味を持ちます。
そして、集魚効果も忘れてはなりません。
 
ニンニクやサナギなど匂いのきついものを好みます。
 
更に、押しムギや牡蠣殻の様に海面からキラキラと落ちてくるものにも興味を持ちます。
この様な条件を満たしてくれる配合エサを選択して使います。
 
私の場合は、マルキューの「チヌパワームギチヌスペシャル」1袋、「チヌパワー遠投G」1袋で比重と濁りを出し、「爆寄せチヌ」1袋と「ニュー活きさなぎミンチ激荒」1袋で集魚効果の強いマキエサを作ります。
 

マキエサの混ぜ具合は、少し海水を多めに入れて、粘りのあるものに仕上げます。
 
パサパサな状態に仕上げると海底まで届かず海面で浮かび広範囲にマキエサが効いてしまうのでポイントが定まりません。
 
逆に、ドロドロな状態に仕上げるとマキエサを撒いた時に海面から中層まででマキエサが広がり、ピンポイントでマキエサを効かすことが難しくなり、遠投ポイントも攻め辛くなるからです。
 
次に、サシエサですが、クロダイの場合は、出来る限り大きく目立つものが良いと思います。
 
サシエサにするオキアミも、LサイズやLLサイズを使います。
 
また、エサ取りが多い場所では、マキエサに混ぜた「ニュー活きさなぎミンチ激荒」の中から大粒なサナギを拾い出し、サシエサにすると効果的です。
 
また、この中に混ざっているコーンを3粒くらい刺すのもエサ取りに強いサシエサとして効果的です。
 
この様に、クロダイの習性にマッチしたマキエサとサシエサを使うことで、釣果やサイズがアップできるのではないでしょうか。