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2016年7月14日

キス引き釣りのツボは?

ようやく水温が上がりキスも接岸を始めたので、これからはキャスターが活躍する時期だ。

真夏のキス釣りは、日中にいくら粘っても暑いばかりで釣果は上がらないから、丁度いまぐらいの季節が一番よいといえる。
 
遠浅の浜では、水深が浅いために日が昇るとキスも警戒し始めるので、食いのいい時間帯は夜明け前後から午前8時ごろまで。
 
ちょうどカッパ達が水際で遊び始める時間になると、場所を譲って竿をたたんだ方が効率がよい。
 

海水浴が出来るような遠浅の浜からキスを狙うときは引き釣りがよい。
 
エサはイシゴカイを用意し、引き釣りだからたらしを長くせずハリいっぱいに刺すだけで十分だ。
 
ハリ数は少ない人で5本、多い人は8本バリが適当だ。

とりあえずキスの群れがどこにいるのか探るために、100m近く遠投しゆっくりリールを巻きながら波打ち際まで引いてくる。
 
遠浅の浜では、波によって作られた小さなヨブ(小さな駈けあがり)が何カ所かあるはずで、そんな場所にキスが群れていることが多いから、仕掛けがヨブに掛かったなと思うときは、ゆっくり丹念に探ってみる。
 
ヨブを見つける方法は簡単だ。海底に変化がない場所では、リールがスムースに巻けるが、ヨブに掛かるとリールを巻く手が少し重くなるので、誰にでも分かる。
 
こうして遠近投げ分けキスの群れがどこにいるかを探りながら、アタリが出た場所を集中的に攻めてみる。
 
引き釣りの場合、アタリがあってもそのまま引き続けることが大切だ。
 
途中で仕掛けを止めたりサビくスピードを上げたりすると、ハリに掛かったキスが驚いて暴れ仕掛けが絡むことがあるからだ。
 
だから、アタリがあろうがなかろうが波打ち際まで一定のスピードで巻いてくることが大切だ。
 
盛期のキスは、波打ち際で群れていることがあるから、最後まで気を抜かずに引き釣りすること。

ただ、同じポイントで何回も投げ続けていると、オモリの着水音に驚いてキスの群れが散ってしまう。
 
だから、アタリが遠のいたなと思ったら、少し浜を歩いてポイントを変えることだ。
 
「キスは足で釣れ」といわれるのは、このためだ。