梅雨グレ、初夏の回遊魚にお薦めなロッド

三重県の堀口文敏です。

 

皆さん、如何お過ごしですか？

 

いよいよ日本列島も沖縄から梅雨入りが始まりました。

 

しかしながら、梅雨と言うよりも夏を思わせるような暑さが日々続いています。

 

例年であれば、いつものこの時季は、梅雨グレと言って、1年で1番元気の良いパワー全快のグレがメインターゲットとなります。

 

この梅雨グレは、良型の数釣りが楽しめ、タナも意外と浅いタナでヒットしてくるので、豪快な引き味が楽しめます。

 

しかし、今シーズンは、グレを押しのけて早くもイサキや青物、シーラと言った回遊魚が入り込んできて磯釣り師を楽しませてくれています。

 

また、地元、三重県の尾鷲では、尾長グレの回遊も目立ち良型の尾長グレが釣れていると言うのも現在の志摩半島の魅力です。

 

巨大真鯛や尾長グレ、そして元気いっぱいの口太グレを攻略するには、やはりそれなりのパワーがあり強度と粘りのあるタックルを揃えるのが重要となってきます。

 

この時期は私のお薦めのロットは、宇崎日新の「ZEROSUM磯弾IM　X4」です。

カーボンロッドには、軽さや強度を考慮したカーボンの巻き方がメーカー毎に考えられていてそれぞれに特徴のあるロッドに仕上がって市場に出ています。

今回、お薦めの宇崎日新のロッドは、カーボンの巻がスパイラルやX状に巻いてある構造では無く、高密度4軸カーボンと言って、X方向のみならず縦横方向にもカーボン繊維を配置していて、高弾性化、高密度化を従来と比べ95％をプライアップし最外層を固めています。

 

この事で、ねじれ方向への力は勿論のこと、形状復元力の速さに大きく影響するゆがみを効果的に抑えパワーロスを防いでくれます。

 

また軽量ながら、粘りとパワーを十分発揮してくれる信頼のおけるロットです。

 

このパワーで、強烈な引きも止め、ジワジワト浮かせてくれる感覚は何とも言えません。
 

通常のロッドの強さ表す表記は、0号や1号、2号と硬くなるにつれて号数の数字が大きく表記されていますが、宇崎日新の「X4」はTYPE0やTYPE1と表記され魚の大きさや、引きの強さ、それに対応するラインの太さによって、TYPE表示されているのが特徴です。

 

この時期の元気グレを仕留めるには、本来、1.5号クラスの竿が使いたいのですが、「X4」の場合はTYPE0（約1.25号）のTYPEで楽々浮かせる事が出来ます。

また、沖の潮目や本流潮を狙う場合は、一気にロッドを引っ手繰っていく尾長グレや強烈な走りを魅せる60センチ時～80センチ超えの真鯛には、TYPE1がお薦めです。

 

各メーカーから色々な構造やデザインのロッドが販売されていますが、宇崎日新の4軸構造のロットを是非、手に取り、実釣して頂けるとこの4軸カーボンの素晴らしさを実感して頂けることでしょう。

 

今まで不安を感じていたロードワーク、や取り込が、楽に変わり、また違った釣りと自信のある釣りが楽しめると思います。

 

皆さんも、是非、使ってみてください。