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2016年3月24日

まだまだクロダイには変えられない

三重県の堀口文敏です。
 
皆さん、如何お過ごしですか?
 
ようやく春らしい温かさがやってきました。
 
しかし、三重県では、北西風が吹くと一気に気温が下がります。
 
また、北西風により体感気温が厳しく、本当の春はまだまだだと感じる日が続きます。
 
しかし、海中の中は、既に春を感じ、大型でお腹に卵を持ったクロダイが顔を出し始めました。
 
この時季になると、磯釣り師は、グレ釣りからクロダイ釣りに変更する方が多く見られます。
 
なぜなら、クロダイは産卵期に入り、食欲旺盛で大型がガンガンヒットする時季であり、その反面、グレは一休みの休息時期に入ってしまう事から、グレの姿が見られなくなるのもクロダイ釣りに変更する理由でしょう。
 
しかし、今シーズンの紀東の磯は、異常気象の影響で、グレの大型が釣れ続いています。
 
今シーズンの寒グレは、例年より1ヶ月遅れでスタートした影響なのか、休息に入る時季を見失ったのか?
 
私には、解りませんが、とにかくグレ釣りからクロダイ釣りに変更するのはまだまだ早いと感じています。

そこで、この時季のタックルとして、グレ本命のクロダイ釣れれば嬉しい旬の魚として、一刀両断的なタックルで挑む事をお薦めします。
 
まず、気を付けたいのが竿です。
 
クロダイの強い沖走りや産卵直前の重量感十分の魚体を止めて浮かす腰の粘りとしなやかさ。
 
大型グレの強烈な締め込みと磯際に寄せてもガンガン突っ込む引きを竿で溜めこむパワーが必要です。
 
この二つの機能を兼ね備えた竿はなかなか有りませんが、私はこの時期だからこそ好んで使用する竿があります。
 
それは、宇崎日新の「ZEROSUM磯 弾IM V2」です。
 
このロッドは、粘りと急な締め込みにもグイグイと魚を浮かせる強靱な腰が魅力で、大型のグレにもクロダイにも信頼して使用できる竿です。
 
特に、1.25号がこの時季には最適と考えお薦めしたいロッドです。
 
また、ハリにも配慮が必要です。
 
グレバリは軸が太くハリ伸びが無い強度が求められ、クロダイには、細軸で硬い歯にも鋭く刺さるハリ先が求められます。
 
しかし、軸が太くなれば刺さりが鈍く、軸が細くなれば強度が弱くなってしまいます。
 
しかし、これら両面を兼ね備えた万能なハリがOWNERばりから発売されています。
 
その名は「ザ・ロック」。
 
魚種、フィールドに拘ることなく使用出来る伊勢尼をベースに半スレバリとなっていてとても使い易いハリです。
 
そして、クロダイにもグレにも必要とされる強度とシャープなハリ先を持ち粘り強いハリとしてお薦めです。
 
何故、このハリがこれほど強く刺さりが鋭いのかと言うと、ハリを製作する鋼材に秘密があります。
 
この「ザ・ロック」は最強素材と言われる「タフワイヤー」を使用してつっくられたことにより、細軸でありながら驚異の粘りと強度を実現し、素材が細く硬いことからハリ先を鋭く仕上げてもダレ無いのが強みです。
 
このハリを使えば、大型グレの強烈な締め込みにも一気に沖に走るクロダイの猛ダッシュにも安心してアタリが待てます。

皆さんも、まだまだ、グレが釣れている今シーズン、竿とハリに工夫を凝らし攻めてみては如何でしょうか。