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2016年2月12日

防寒着のお手入れ法

あっという間に月日が経ち、早2月の声を聞くようになりましたね。
 
一年で最も寒い時期に突入、防寒着が手放せない季節でもあります。
 
 
釣り用の防寒着も日進月歩で、いまや防寒防水が当り前のようになりましたが、皆さんどのように手入れされていますか。
 
 
防寒着も2、3度の釣行なら、ぬるま湯でタオルを絞り軽く拭き取って汚れを落とすことができますが、度重なると潮や魚の臭いなどが染みついて、一度ならずとも洗濯したくなりますよね。
 
 
ただ、余り洗濯しすぎると防水性能が失われて水が染みてきたりするので、やはりきちんとしたお手入れが必要です。

そこで、防水、透湿素材として釣り用の防寒具に広く使われているゴアテックスのお手入れ法を紹介しておきましょう。
 
ちょっと手を加えるだけで、新品と変わらないほど蘇りますよ。
 
ぜひ、お試し下さい。
 
 
ゴアテックスは、素材そのものが高性能なので、洗濯することによって、汚れを落とし透湿、撥水性能を回復することができます。

まず、製品に付いたタグをよく確かめ、洗濯方法を選びます。
 
釣りの防寒具の場合、ほとんど洗濯機で洗えますが、緩い洗い方を選んだ方がいいですね。
 
また、エサがこびりついていたりすると、取れないことがあるので、汚れの酷い場所は手洗いで先に汚れを落としておくことです。
 
 
ポケットのジッパーは閉じた方がよく、収納式のフードなどは開くようにして洗います。
 
通常の家庭用洗剤でもいいのですがミクロの穴が開いたゴアテックス繊維の通気口を塞いでしまい性能が落ちることもあるので、出来ればアウトドアウエア専用の洗剤をお勧めします。
 
ニクワックスなどアウトドアウエア専用の洗剤で洗うと、汚れを落とすだけでなく撥水や透湿性能がさらに向上します。
 
 
洗い終わったらしっかりすすぎ、洗濯機で脱水しないで手で押さえて水を切り、干すようにします。
 
紫外線に当てるのは余りよくないので、陰干ししてしっかり乾かし仕上げにアイロンをかけてやると、撥水性能が向上します。