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2015年12月24日

お正月の魚は海上釣り堀で

今年もあとわずかとなりました。
 
師走まっただ中といった感じで、別に大層なことをするわけでもないのに、何となく気ぜわしい時期ですね。

さて、釣り師ならこの季節は、立派なにらみ鯛はおれに任せておけ、と大見えきって釣りに出かけたいところですが、この時期、そう簡単にマダイが釣れるところがあるわけではないから、悩ましい時期でもあるのです。
 
ところが何年前からでしょうか、救世主が現われましたね。
 
察しのいい方ならもうお分かりでしょう。
 
そう、最近はさらに増え続ける海上釣り堀です。

海上釣り堀では、マダイを中心に放流するところが大半なので、この時期、お正月用の魚を求めて大勢の釣り人が押しかけます。
 
人気のあるところでは、クリスマスの25日以降、予約が取れないところが沢山あるようです。
 
もし出かけるなら、早めの予約がお勧めですよ。

さて、海上釣り堀はイケスに沢山の魚が放流されていて、誰にでも簡単に釣れるのが魅力ですが、なめてかかるとあわやボーズということもありますよ。
 
特にこれからの寒い季節は水温が低く魚の動きも鈍いので、釣り堀の魚といえども釣りにくいのです。

お正月用の魚を確保したいなら、スタートはやはりマダイを狙っておきたいですね。

釣りのスタート時間から入れ食いになることもあるし、30分ぐらい経ってから食いが立つこともあります。
 
いずれにしても、この食いが立つ時間を逃がしてしまうと、今までの好調がウソのようにピタッとマダイが食わなくなります。
 
長いときだと1時間ぐらい、短いと30分で時合いが終わってしまうこともあるので、スタート前にきちんと準備して、いつでも仕掛けを下ろせる状態にしておきます。
 
ウキ釣りのときは、竿下ぐらいのタナをタナ取りを使ってきっちり測っておきます。
 
ウキ下の設定は、ネットの底ぎりぎりから50cmぐらい上までを想定しておけばいいでしょう。
 
マダイはへネットの壁に沿って群れで回遊していることが多いので、どこでも一番水深があるネットの中心は最初から狙う必要はありません。
 
活性の上がったマダイが釣れ始めると、ハリをよく呑み込まれるので、入れ食いのときはマダイバリの13号ぐらいと大きめのハリを使っておきます。
 
飲まれたハリをハリ外しで取っていると、それだけで時間のロスになるため、あらかじめハリスにハリを結んで用意しておき、飲まれたときはハリスを切って予備のハリス付きのハリと交換して下さい。
 
こうしてひとしきり食いが立つと、ピタリと食わなくなります。
 
こんなときは、ネット際など潮当たりがいい場所で、蔭が出来るようなところが狙い場です。
 
エサをマダイイエローなどのダンゴや鶏のササミ、シラサエビなどに替え、手を換え、品を換えでマダイを誘惑してみて下さい。