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2015年9月10日

堤防からのダンゴ釣りNo3 投入方法編

こんにちは。
 
三重県の堀口文敏です。
 
皆さん、如何お過ごしでしょうか?
 
台風の当たり年!!磯に上がれずウズウズしている毎日です。
 
その分、堤防からのダンゴ釣りが、面白くなってきています。
 
今回はダンゴ釣りの投入方法についてご説明いたします。
 
このダンゴ釣りは、紀州釣や筏のダンゴりとは違い、ダンゴを野球ボールの大きさに握って投入手と腕投げるのではありません。
 
マルキユーから発売されている「チヌパワーくわせダンゴを利用して行います。
 

海水を入れて素早く混ぜる

 ヌカや砂などが混じっておらず、どちらかと言えばヘラブナ釣りのグルテンやマッシュによく似た感じのダンゴです。
 
比重が軽く導入する際もうまく投げないと空中でバラバラになったり、投入するときにラインと竿の弾力を利用して投げないとエサ切れを起こしてしまう場合があります。
 
そこで、このくわせダンゴを上手く投入する方法と、遠投ポイントまで投入する方法をご説明いたします。
 
まず、足下や竿下、竿二本分程度のポイントに投入する場合は、ダンゴの中にサシエサを入れ、その後に、サシエサを包む様に軽く握る程度で丸めます。
 

くわせダンゴを丸めたら、親指で真ん中に穴を開け、サシエサを入れダンゴのアンの様に包み込み形を整える

また、遠投する場合はサシエサを入れ包み込んだ後に若干、力を入れた感じで外側だけを固く握るような感覚で握ります。
 
言葉では、非常に難しい説明となりますが、しっかりと力を入れて握ってしまうとダンゴ全体の空気が抜け硬く固まった状態になってしまいます。
 
よって、外側だけを少し強い力で握ることにより表面の粒が密着し投入する時も、ばらけたり針から抜ける確率が低くなるのです。
 
この様な感じで、ダンゴの握り方を基本とし、まずはダンゴの硬さを調整することが大切です。
 
次にダンゴの水加減にも注意が必要です。
 
風のある日は日差しの強い日等は、ダンゴの水分が蒸発し最初に作った状態からパサパサの状態になってしまいます。
 
この様な状態になるといくら握り方を工夫しても、ダンゴが纏まらず丸めることやサシエサを包むことも難しい状態となってしまいます。
 
この様な状態を避けるために表面が少し乾燥してバラついてきたような感じがすれば、指先です早く全体に水分が馴染むようにかき混ぜてみます。
 
それでも、バサバサした感じが出るようであれば少量の水を加えて調整します。
 
この様にダンゴの水分調整にも注意する事を忘れないでください。

水分調整し、うまく握ったダンゴを投入する際に、円錐ウキや投げ釣り間隔で振り込むとダンゴが切れて足元に落ちたり、ダンゴだけが遠くに飛んで行ってしまいます。
 
また、サシエサも、ちぎれて仕上げるだけが飛んでいくと言うことになり兼ねません。
 
投入のコツは、沢尻いっぱいにダンゴを下げる又は、棒ウキから穂先までの間隔を50センチ程取り、ゆっくり円を描く感じで竿の弾力を利用して投入します。
 
このことで団子に余計な負荷を掛けること無く遠投も容易に出来ます。
 
投入する時は、必ず竿の弾力とダンゴを振り子状態にしてゆっくり円を描く事が最大のポイントです。
 
但し、投入する途中にラインにテンションを与えたり何かの衝撃で浮きがふらつくと、ダンゴにストレスが掛かりダンゴが切れてしまいます。
 
この点も注意してスムーズに導入するようにしてください。
 
次回は、アタリについてご説明します。
 
是非ご覧ください。