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2015年9月10日

秋アオリを楽しもう

中秋の名月のころから面白くなってくるのが、秋アオリ、つまりアオリイカの新子釣りですね。
 
もちろん早い地方では、お盆が終わった頃から釣れ始めるのですが、釣れるサイズが小さすぎて釣りとしては面白くないし、資源保護の観点からも小型はリリースしてあげる方がいいでしょう。
 
 
その点、9月半ばの中秋の名月のころには、アオリイカの新子もコロッケやハンバーグぐらいの大きさからさらに成長して、ステーキサイズぐらいにはなっているはずです。
 
そんな新子が数釣れる季節なので初心者が入門するにもいい時期ですね。

さて、そんなアオリイカの新子を攻略するときの基本的なテクニックを少し紹介しておきましょう。
 
 
エギングは、餌木をしゃくって海中を舞い上がらせ、フォールさせながらイカを乗せるのが基本です。
 
まずは沖へ向けてキャストし、餌木が海底まで沈むのを待ってシャクリ始めます。
 
しゃくり方には色んなパターンがあるのですが、まずは2段しゃくりを覚えることです。
 
 
こうして、餌木をしゃくってはフォールさせ、足元まで丹念に引いてきます。
 
このとき余りしゃくりが大きすぎると、餌木の移動距離が大きいため、その動きに新子が付いていけなかったり、新子が驚いて逃げることもあるので、小さなしゃくりを何度も繰り返してアピールすることです。
 
 
また、親になると警戒心が強くなって、余り水際近くまでは寄ってきませんが、新子は警戒心が薄いせいか護岸沿いに回遊してくることが多いので、足元まできっちり探って下さい。
 
こうして何度かキャストし沖にいたイカを自分のポイントまで寄せてきて釣るのです。

秋イカのシーズンは、サイトフィッシングの好季でもあります。
 
遠近、左右とキャストして餌木を引いてくると、いつの間にか足元近くにアオリイカが寄ってきています。
 
そうなるとサイトフィッシングの始まりです。
 
寄ってきたイカの体色がころころ変わるときは、イカが興奮状態にあります。
 
全身が黒っぽく見えるときも同じです。 
 
イカが興奮状態のときイカの周りでうまく餌木をフォールさせてやると、一発で乗ってきます。
 
うまくイカが乗ったらその場で暴れさせず、群れから離して取り込んで下さいね。
 
そうすると同じポイントでイカが釣れ続きます。

このようなサイトフィッシングは、浅ダナを釣るので餌木は軽い方が有利です。
 
だからといって余り小さな餌木も使えないので、餌木のウエイト部分にドリルなどで穴を開けてウエイトを軽くしてやると、釣りやすくなります。

さあ、秋イカのシーズンが始まっています。
 
秋晴れのいい天気の日に餌木を持って出かけませんか…。