初めての方へ

HOME

釣り船予約

最新攻略コラム

2015年8月13日

時間帯で変わるタチウオ攻略法

防波堤からタチウオを狙う場合、釣れだすパターンというのが大体決まっている。

そのパターン通りに釣りを展開していくと、引き釣りもウキ釣りもルアー釣りでさえも楽しむことだできるのだ。
 
 
タチウオがエサを追って浮上し、防波堤の近くへ寄ってくる時間帯は、その日の天候や潮、あるいは釣る季節によって多少変わるが、夏場のごく普通のパターでいえば早いときで午後4時ごろから、遅くても午後5時過ぎには釣れ始めるはずだ。

ただ、この時間帯に釣れるのは、なぜか引き釣りかルアー釣りに限られる。
 
引き釣りかルアー釣りでひとしきり釣れ盛ったあと、周りが暗くなり始めてからようやくウキ釣りでもアタリが出始めるのだ。

なぜそうなるのか、タチウオに聞いてみなければ分からないが、こんな話を聞いたことがある。
 
日が沈む前のいわゆる薄暮時に、タチウオは大群をつくって浮上しエサを追う。
 
ちょうど群れをつくって狩りをするような状態になるので、このときは動くエサに異常に反応する。
 
つまり、タチウオの群れに追われて逃げまどうエサを連想させるような釣り方、引き釣りやルアー釣りがあっているわけだ。
 
 
ところがこのような狂乱状態が一段落すると、徒党? を組んでいたタチウオの群れはある程度散らばり、それぞれが勝手にエサを食べるようになる。
 
 
集団でエサを追うときには、先を争って食わないことにはエサにありつけないことがあるが、群れがある程度、解散してしまうと奪い合い、競争する必要がなくなるので、ゆっくり味見?しながら目の前にぶら下がったエサを食うのではなかろうか。
 
こう考えると、引き釣りやルアー釣りの時合いが終わってからウキ釣りがよくなる、という理由が理解できるはずだ。

タチウオは、大きなエサを鋭い歯で捕らえるために口は目の下まで大きく裂け、上アゴの先端にある大きな歯が内側へ「く」の字形に曲がっていて、口を閉じるとピタリと下アゴのくぼみに収まってしまう。
 
一度捕らえたエサは、絶対に逃がさないという典型的な魚食魚ゆえに、こんな進化の仕方をしたのだろう。
 
 
タチウオの食性は、生きたもの動くものに興味を示し、それが例え仲間であってもお構いなしだ。
 
だからごく当り前に共食いをする。
 
こんな習性を利用して面白い釣りができる。
 
もし、タチウオが入れ食いになってエサがなくなったとき、釣れたタチウオの尻尾を15~20cmの長さに切り、タチウオテンヤに縛りつけて引き釣りをすると、ドジョウなどのエサと変わらないぐらいタチウオが釣れる。
 
これは水中でニョロニョロと動くタチウオの尻尾に幻惑されて、飛びついてくるようだ。
エサは死んだ魚でもいい、とにかく水中でクネクネとよく動くエサにタチウオはめっぽう弱いようだ。