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2015年7月16日

着衣泳って大事な体験

台風の中休みは夏本番の暑さ。
 
入道雲がわいて気温もぐんぐん上昇…。
 
子供も顔をまっ赤にして帰ってきます。
 
梅雨があけたら川にと思っていたら、今度は台風が順番にやってきて、またまた鮎釣りもおあずけだし船止めも3連休4連休せなあかんぐらいの進路コースです。
 
こういうときってムダに釣り具屋言って散財しちゃうパターンですね。
 
近づかないほうがよいかな(笑)
 

まともに南からの北上ルートで関西にも台風接近中!ご注意を!

梅雨も台風も本格的な夏をむかえる前の通過儀礼みたいなもんでしょうか。
 
太平洋高気圧におおわれたスカッと抜けるような夏空が待ち遠しいです。
 
週後半から週末にかけての台風情報には皆様も十分ご注意くださいませ。
 
 
さて、今年も水辺のお出かけが増えるのを前に、子供たちは学校で着衣泳の授業を受けてきました。
 
着衣泳とは、不意に落水事故などに遭ったとき、着衣状態で水に浮いたり、浮きながら移動する技術です。
 
 
着衣泳は、自分の生命を守るための自己保全が目的です。
 
着衣状態で水に溺れる例が水の事故の7~8割に達しています。
 
着衣状態で急に水に落ちても、浮いて呼吸を確保することで、助けがくるまで生命を維持するために行います。
 
 
「着衣泳」という名称から、着たまま泳ぐ技術を学ぶと誤解をされることもあったそうですが、着衣泳は決して泳ぎません。
 
浮く技術を学びます。
 
最近は水難学会が、名称からの誤解を受けないように、「Uitemate」(浮いて待て)という愛言葉を作って活動されています。
 

靴と服を着たまま背浮き。ペットボトルの浮力でも十分に体を浮かせてくれる。

運動靴を履いたまま浮いてみると、体の重い人でも簡単に背浮きの姿勢をとることができるそうです。

いまの靴は軽くするために水に浮きやすい素材からできています。
 
水で濡れても大きな浮力を持ちます。
 
リュックサック、ランドセル、ボストンバック、買い物用ポリ袋など、世の中には浮力をもつものがいっぱいあります。
 
このようなものにつかまれば、誰でも浮けることができます。
 
 
コートも着たままのほうが、簡単に背浮きができるそうでうす。
 
コートや靴の内側の空気が大きな浮力をもつため、とてもよく浮きます。
 
コートを着ているような季節は水温も冷たいのですが、服を着ていれば体温の低下も防げるし、外傷からも身をまもってくれるといえます。
 
 
息子に聞いたら、落ちたら慌てず、暴れず、泳がず、まず服の中に空気を取り込んで、浮力を確保するそうです。
 
湯船にタオル浮かべて風船を作る、あれですね。
 
そんなことができる余裕があるのかわかりませんが、服を着たまま浮くことを体験して学べたのはよい経験でした。
 
釣りでの落水事故はしばしば耳にしますので、よい経験をさせてもらいました。
 
でもやっぱり落ちないようにするのが一番ですね。
 
水辺に連れて行くことが多いので、十分気をつけないとね。
 
さて、次号は夏休みまっただ中の更新になると思うので、キッズの釣行報告もできればと思います♪ではではまた…。