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2015年7月9日

夏磯は遠投でイサキを狙おう!!

こんにちは。
 
三重県の堀口文敏です。
 
皆さん、如何お過ごしでしょうか?
 
毎日、雨が続き、ジトジト、ベタベタとした湿気と、不快感が体調を崩す原因ともなる
この時季、寝不足にならない様に十分に睡眠をとり午後からの釣りに出掛ける日々が多くなってきました。
 
今季の梅雨グレは、絶好調でも無く不調でも無くまずまずの釣果では無いでしょうか。
 
しかし、私の地元、三重県の紀東の磯では、イサキやマダイ、シーラの大型が活発に回遊しグレ狙いより魅力を感じてしまう日が多々あります。
 
特に、三重県の中でも大紀町錦の磯は、潮通しがよく大型のイサキが釣れています。
 
梅雨時季なので、雨が降っていて当たり前。
 
曇っていて幸いと言った気持ちで釣行すれば、不快感も半減し、釣りに没頭できると心に言い聞かせながら竿を出しています。
 
先日も、雨が降ったり止んだりの安定しない天候の中、イサキ狙いで竿を出してきました。
 
マキエサを磯際に撒けば、一瞬の間にエサ取りがマキエサに群がり、どこに仕掛けを投入するか頭を悩ませる状態が続きます。
 
しかし、低気圧の影響で、サラシがやや強い目に出ている時が多く、20m~30m沖には、足下から大きく伸びたサラシと沖からの潮がぶつかり合った出来る潮目が、丁度良い状態で現れます。
 
その潮目こそが、イサキ狙いに絶好のポイントとなるのです。
 
マキエサは、足下のサラシに撒き、仕掛けは、オモリ負荷3B~5Bの重い目の遠投の出来るウキをセットして、潮目狙いでガンガン攻めます。
 
この場合、私は、軽量かつパワーを備えた宇崎日新の「ZEROSUM磯 競技X4」を好んで使います。

この竿は、高密度4軸カーボン惜しみなく使用し、細身でシャープな調子に設定されていて、魚を掛け曲がり込む程に効果を発揮してくれる信頼おける竿です。
 
また、細身軽量ながらにして、ねじれによるパワーロスを防止し4軸カーボン特有のパワーでグイグイ大型を浮かせてくれるのです。
 
この感じが、口切れし易いイサキに優しく且つパワーで浮かせるロッドとして最適、最高なのです。
 
長さも5.0mと扱い易く、しっかりと遠投ポイントに仕掛けを正確に届けてくれます。
そんな、「ZEROSUM磯 競技X4」が弧を絵があけば、40cmオーバーのイサキが海面に顔を現してくれる場面が目に入って来ます。
 
この日も、エサ取りに悩ませられながらも、遠投ポイントをせめ45cm前後のジャンボイサキを2尾ゲットする事が出来ました。
 
脂はのりのりで、お腹には卵をパンパンに持ったイサキを遠投でじっくり狙ってみては如何でしょうか。
 
この日の結果から、ワンポイントアドバイスをするとしたら、ポイントや釣り場によりタナは色々だと思いますが、今季の様に雨が多い年は、底に雨水が溜まり水温が低くなっているので、エサ取りの反応があるタナで攻めることをお薦めします。
 
「エサが残るから、タナを深く」は、逆効果となるので気を付けましょう。