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2015年6月25日

ヨコよりタテの底がいいマダコ釣り

兵庫県の明石といえばタコ、タコといえば明石といわれるほど有名だし、その名に恥じぬほどよく釣れる。
 

昔から明石周辺のマダコは、梅雨の水を吸って大きくなるといわれ、梅雨明けからお盆ごろまでがベストシーズンである。
 
 
これは、大阪湾に数多く点在する一文字堤からのマダコ釣りも同じで、入梅のころから重さにして100g前後の新子と呼ばれる小ダコが釣れ始める。
 
 
この小ダコは、イイダコの親?程度の大きさだが、身が軟らかくて美味しいので、大阪湾では人気の釣り物。
 
 
その釣り方がまたユニークで、ほかの地方では余り見られないから紹介しておこう。
 
この釣り方を真似れば、きっとほかに地方でもマダコが釣れると思う。
 
 
関西では、この釣りをタコでタコを釣るお手軽フィッシングと位置づけ、ファミリーフィッシングにもなっているほどだ。

タコでタコを釣るわけは、タコジグと呼ばれるタコの恰好をした疑似餌で釣るからだ。
 
タコジグは、イイダコテンヤと同じような形をしており、オモリを包み込むようにタコの絵柄をした赤や白のビニールが被さっている。
 
 
このタコジグを1m間隔ぐらいに3つか4つ付け防波堤の壁に沿い仕掛けを下ろして、ケーソンの継目を中心に細かくシェークしながら探っていくのだ。
 
 
タコジグは防波堤の壁から30cm以上離すとダメだ。

小ダコは防波堤の壁にへばり付いていて、好物の小ガニなどを食べているからだ。
 
ではなぜタコの姿をしたジグでタコが釣れるのか?。
 
それは、タコが縄張りを持つためだ。
 
そして、自分の縄張りに侵入してきた他のものを追い払おうとする習性があるために、タコジグにも掛かってしまうのだ。
 
 
この釣りは、タコジグをぶら下げたままじっとしているより、細かくシェークして動かしてやる方がタコがよく乗るのは、ほらおかしな奴があんたの縄張りに侵入してきたよとタコジグを目だ立たせるためである。
 
もうひとつ大事なのは、この小ダコは底よりも防波堤の壁に数多くいるので、タコジグを底につけてヨコの底を探っていくより、防波堤の壁、つまりタテの底を探る方が効率がよくて、よく釣れることだ。

釣りに出かけたら1匹でも多く釣りたがる、関西人が考えだしたユニークな釣法である。