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最新攻略コラム

2015年6月11日

竿の選定は、どうしていますか??

水温も上昇し、エサ取りも多くなってきましたが、梅雨グレには少し間がある状態です。
 
そこで、この時季にイサキ、マダイを狙うも良し、梅雨グレに備えて、色々な攻略法を考えながら、休息し体力作りをするのも良いでしょう。
 
しかし、釣り人としては、休息なんてしている暇があったら、竿を出して楽しみたいのが性でしょう。
 
そこで、今回は、三重県の紀東の磯の状況から一休みして、今後必要なロッド、どんな時にどの様なロッドが有利になるかを考えてみたいと思います。
 
竿には、色々なメーカーや色、デザインがあり、また、堅い調子の物から極端に柔らかい調子まで様々な竿が販売されています。
 
また、長さも、4.5mと短いタイプから、標準的な5.3m前後の長さがあり、釣具店に行くと、どの竿を選ぼうか悩む方が多いのではないでしょうか。
 
ほとんどの方が、釣友や知人が使っていて調子が良いとの口コミや、デザイン重視で購入される方が多いのではないでしょうか。
 
しかし、私は、狙う魚や大きさによってメーカーも竿の強度や曲がり方を研究し販売しているので、そこをしっかりと理解し、購入すべきだと考えます。
 
各メーカーによって、カーボンの巻き方、ガイドバランス、魚を掛けた時に何処に重心が掛かり、曲がった時にどの部分で竿の弾力が活かされるかなど、メーカー独自の想いがあり様々です。
 
一般的に言われているのが、グレは、穂先が敏感で、魚が胴に乗った時にグイグイと浮かせる腰の強さと弾力が求められます。
 
また、クロダイの場合は、細ハリスを使うことから、竿の弾力を十分に活かし、細いラインと竿の曲がりでバランスよくクロダイを浮かす竿が有利となります。
 
和歌山県のクロダイ狙いでは、極軟調で7.2mほどの長い竿を使って竿の弾力を最大限に利用して釣る方もいます。
 
そこで、これからの梅雨グレシーズンに有利とされる竿は、掛けた時に魚の引きを止めるパワーとしつこく底に潜ろうとする元気一番のグレを浮かす粘り強さが必要不可欠となります。
 
そこで、私が今、一番注目している竿は、ロッドメーカーとしては釣を極めた方からビギナーの方まで人気があり、実績の高い、宇崎日新「ZEROSUM磯 弾IM V2」です。

この竿は、梅雨グレに相応しいパフォーマンスを実現できるにも関わらず、癖の無い調子と使いやすいバランスで、今までにない使い良さがお薦めです。
 
きっと過酷な場面でも豪快な底力でサポートしてくれるでしょう。
 
特に、1.5号5.3mは大型マダイがヒットしても高弾性カーボンの威力で驚異の粘りを魅せてくれます。
 
また、初夏から始まる各競技会や大会には、手返しが早い、5.00mの「ZEROSUM 磯 競技V2」がお薦めです。

細身設計にも関わらず肉厚を実現した大型にも対応可能な頼もしい竿です。
 
皆残も、是非、この高弾性カーボンを使用した想像を超える強さと使い良さを体感し、釣果を延ばしてみて下さい。
 
この様に、季節や用途に応じた竿選びが、また釣りの楽しみを倍増してくれる事でしょう。