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2015年6月4日

極上逸品メクリアジ

先日、神戸7防の「メクリアジ」をお父さんが釣ってきました。
 
いい群れが当たったようで、魚掃除の合間に竿を出す釣りでも、クーラーが一杯になり、早上がりしてきました。
 
息子が張り切ってついていったその前週は、アジの気配がなかったので、いよいよシーズンがはじまったようです。

「メクリ」「メックリ」というのは神戸から明石界隈で呼ばれる、初夏から釣れはじめる中型のマアジの地方名です。
 
淡路や泉南、その他の地域では「キアジ」とも呼ばれていますね。
 
全身が黄金色に光って、よく肥えています。
 
脂ののりが大変よいので、とても人気のあるお魚です。
 
マアジにはメクリのような定着型(瀬付き)のキアジ系と、泉南や加太で釣れる大型の鬼アジのような回遊型のクロアジ系の2種類があります。
 
メクリはサイズこそ20~25㎝が中心の中アジですが、体長に対して体高が高いのが特徴で、木の葉のような姿形をしています。
 
ほかのアジより肉質の粗脂肪含量(脂ののり)が多いのが水試の調査でもデータで実証されています。
 
脂ののりがとてもよく、鮮魚としての食味の評価も高いので、市場では高値で取引されています。
 
メクリは、マアジの中のマアジ、極上品のアジなのです。

このアジは裁くと、内臓は白い脂をまとって、皮下にも脂の層がしっかりあります。
 
とにかく脂がのりのりのアジなので、皮をむくのも、脂が溶けてきて、手がずるずるに滑ってしまうほどです。
 
三枚におろしてからバットに入れてチルドで急冷して、いったんよく冷やして身を落ち着かせてから刺身用に皮をむきました…。

このメクリアジ、シンプルな塩焼きがめっちゃ最高なのです~。
 
アジから出た自分の脂で、皮がカリッカリ!ジュワジュワ~の揚げ焼き状になります。
 
簡単でこれが一番かも!

骨抜きも面倒な量ですので、三枚におろして、中骨を除いて背と腹に分けての出来上がりのお刺身です。
 
甘~い脂でほんとうにおいしいですよ~(^^)

漬け丼とアジフライも最高でした~!
 
マヨネーズにたたいた梅を混ぜて梅マヨソースにするとさっぱりでおいしかったですよ~。
 
大阪湾では船釣りでも波止釣りでも狙えるターゲットですので、皆さんもぜひ一度、極上品のアジを味わってみてはいかがでしょうか。
 
私も船釣り&波止のファミリーフィッシングで食材確保につとめたいと思います。
 
食卓も夏めいてきました(^~^)