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2015年5月14日

黒鯛道82 「茅渟の海、四方山話」、その4、テトラの前打ち釣り、Ⅰ。

大阪湾をはじめとする、全国にある消波ブロック、テトラには多くのチヌが付いています。
 
テトラの形状も全国様々ですが、関西のテトラで有名な前打ち場と言えば、南港の新日鉄、バラ石、和田防、和田防新波止、飾磨の西の西などがあげられます。
 
テトラも大きさや形状によって釣りやすいところと、そうでないところがあります。
 
南港の新日鉄は、やや大きめのテトラが不規則に並んでいるため、ある程度通って、沈みテトラの状況を理解しておかなければ、潮時や、濁りが入るとどこを狙って前を打つかがわからなくなります。
 
バラ石のテトラはかなり広大に拡がっていて、大きさも渡りやすいサイズで比較的、規則的に並んでいますので、積み方のパターンを認識すれば、どこを狙っていけば良いかがわかるでしょう。
 
和田防のテトラは両サイドに大きなテトラが入っていて、テトラを渡るのが難しいのですが、それ以外のテトラはやや大きめのテトラですが、慣れれば釣り歩くこともそんなに難しくはありません。
 
和田防新波止のテトラは崩れているところが多いので、それだけチヌも多く入っています。
 
基本的には一年中釣れるところが多いのですが、場所によっては、集中して釣れる時期があります。
 
飾磨の西の西テトラなどは1月の雪の降るような時期でも、カニエサやパイプで年無しの顔を見ることができます。
 
和田防は、毎年ゴールデンウイーク前後には、ふた桁釣りも可能です。
 
和田防新波止は、それよりも早い時期から釣れはじめることがあります。
 
和田防は海藻、ワカメなどがテトラの穴を塞いで、エサを落とし込みにくいことが多いので、5Bなど重いガン玉を持っていくと良いでしょう。
 
次回は、黒鯛道83 「茅渟の海、四方山話」、その5、テトラの前打ち釣り、Ⅱを予定しています。