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2015年3月26日

春磯 乗っ込みクロダイ開始

皆さん、いかがお過ごしですか。
 
三重県の堀口文敏です。 
 
花粉もピークを迎え、桜の花も早いところでは、開花し、いよいよ春を迎える時期となってまいりました。
 
春と言えば、やはりクロダイの乗っ込みを皆様は、頭に浮べることでしょう。
 

そこで今回は、春の磯のクロダイの乗っ込みと題して、まずは、必要なタックルやエサについてご紹介したいと思います。
 
まずタックルですが、通常グレ釣りに使用している磯竿やラインの号数のワンランク細いクラスのもの使うと良いでしょう。
 
これは、クロダイ独特の引き味から言えますが、掛け合わせた時に一気に沖に走る強烈な引きは、ありますが、一旦、竿でためて引きに耐えれば海面に浮くと言うクロダイの習性を利用してのタックルとなります。
 
まず、お勧めする竿は、磯竿の1号から1.25号で大丈夫だと思います。
 
使用するラインは、通常グレ釣りでミチイト2.5号~3号クラスのハリスを使っている人であれば、2.0号~1.75号とワンランク号数を落とし、ハリスも2.0号から1.5号、時には1.25号とランクを落として狙うと良いでしょう。
 
この場合、竿だけを柔らかい号数に落としたり、ラインだけを細くしたりといったバランスを考えずに行うの色々なリスクを抱えることになります。
 
よって、竿、ライン共にバランスが取れるようワンランクずつ落とすことが、重要となります。
 
例えば、竿が硬くラインだけをすると、竿の弾力にラインが負け、ラインは消えてしまいます。
 
また竿を柔らかい物にワンランク落とし、ラインは、太いままの状態だと魚の引きや根掛かりしたときに、竿が、負けてしまい折れたりすると言うアクシデントが発生します。
 
このバランスは、極端な事が無い限大丈夫ですが、十分注意をして下さい。
 
次にエサですが、選ぶポイントとして、マキエサとサシエサの両方が、マキエサは、グレの場合は浮かせて釣るといったことを重要視するので比較的拡散性の高い集魚効果の高いものが有利となります。
 
また、サシエサとマキエサを同調させる沈下速度が求められますが、クロダイの場合は、集魚力は勿論欠かせませんが、まずは、クロダイが好むと言われている濁りを第一に考え、纏まりと比重の重い物を選ぶと良いでしょう。
 
纏まりと粘りが兼ね備えていれば、一点集中のマキエサが撒け、ポイントも作り易い利点があります。
 
サシエサは、グレの場合は、活性や食いの状況に合わせてサシエサのサイズを選びますが、クロダイの場合は、出来る限り大きく、目立つサシエサがクロダイには、アピール度が高まり有利と考えます。
 
そのため、オキアミであれば通常「S」や「M」を使っている場合、「L」や「LL」サイズをお薦めします。
 
このことにより、クロダイにエサの存在、エサの匂いをアピールをすることができて食いも良くなります。
 
以上、今回はザックリとクロダイ釣りのタックルとエサについて、ご説明いたしましたが、次回からは、これらのことに関して、より深く詳しく説明をしたいと考えています。