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2014年12月25日

寒グレ攻略(マキエサ作り)

寒いですねぇ。
 
皆さん、いかがお過ごしですか三重県の堀口文敏です。 
 
これだけ気温が下がり、水温も急激に下がるといくら寒グレの時期でも、釣果に恵まれることは非常に厳しい状態です。
 
私の住む三重県の紀東の磯では、非常に喰いの渋い状態が続いています。
 
例年であれば、この時期には寒グレと言われる40センチ~50センチオーバーの丸々と太った口太グレが釣れ盛る時期となります。
 
しかし、この厳しい寒さには、グレも元気がないようです。
 
そこでこのような活性の低い食いの渋いグレに口を使わすには、まず何をすれば良いかを考えてみたいと思います。
 
仕掛けの工夫、エサの選定、マキエサの作り方等、色々と考える事があるとは思います。
 
しかし、どれだけ繊細な仕掛けを作っても、どれだけ美味しいエサを付けても、グレが寄り、浮かなければサシエサに喰い付いてくれるチャンスは少ないのです。
 
と、考えると食いの渋いグレの活性を高める事が、最優先となると考えます。
 
それには、やはりマキエサ選びとマキ方が大切ではないでしょうか。

通常この時期であれば生のオキアミ6キロに配合エサを1袋または、2袋入れてマキエサを作ります。
 
しかし、今シーズンの様に食いが渋い状態が続いている中では、なかなかマキエサを撒いてもグレが反応してくれない状態が1日中、続くのが現状です。
 
そこで、集魚効果をまず最優先に考えた配合エサを選ぶことと、オキアミよりも集魚効果の高いアミエビを入れるようにしています。
 
比率としてはオキアミ3キロにアミエビを3キロと1対1の割合で入れます。
 
これに対して今季マルキューから新発売されたイワシパワーグレスペシャルを2袋入れ粘りが出るまで混ぜ合わせます。

この「イワシパワーグレスペシャル」は、集魚効果が抜群で、活性の低いグレに非常に効果的でこの様な状況の時に特に威力を発揮してくれます。
 
また、集魚効果のみならず、この時期の攻めのポイントとなる磯際から遠投の潮目まで幅広く攻められるのも魅力的な配合エサと言えます。
 
纏まりも良くシャク離れも良い事も使い易い配合エサとしてお薦めです。
 
マキエサの撒き方としては、寒グレ時季同様、少量を絶やさず撒き続ける事が重要となります。
 
よく釣り場で、寒さとアタリの無さから、1度仕掛けを投入するとマキエサを1回又は、時にはマキエサをせずに、エサが残った状態の仕掛けを回収し、そのまま投入ポイントだけを変えて釣り続ける釣り人を目にします。
 
しかし、この様な状態では、食い渋り、活性の低いグレは、いつまで経っても目覚めません。
 
とにかく、仕掛け1投に対して最低3撒きはマキエサを投入し、後は、マキエシャクのカップに半分程度を30秒~1分のペースで撒き、常に海中いマキエサが漂い、グレの活性を高める作戦に徹しましょう。
 
とにかく、グレを目覚めさせる事が一番!
 
次回は、目覚めたグレにいかに、サシエサを食わせるかを考えてみましょう。
 
では、今年1年、ありがとうございました。
 
また、来年も健康で良い釣りが出来ますようにお祈りしています。
 
では、良いお年を!!