秋磯シーズン到来！！グレ釣りを始めよう。パートⅢ

皆さんお元気ですか？

 

三重県の堀口文敏です。

 

朝晩、めっきり寒くなって来ましたが、風邪など引いて無いですか。

 

今回は、グレ釣りを始めるに絶好のシーズンのこの時季として、初心者の方々に解り易いグレ釣りの準備から釣り方等をご説明しています。

 

今回は、そのパートⅢとして、服装と磯の必需品をご紹介いたします。

 

まず、磯釣りと言えば、船から磯に上がり釣りを楽しむ釣りです。

 

釣り人が所狭しと毎日の様に訪れる堤防やテトラ帯と比べると、1日に限られた釣り人しか上がらず、釣りの時間も限られているので、思わぬ大物に巡り合い豪快な釣りを楽しめる事が出来ます。

 

しかし、その反面、リスクを伴う場所でもあります。

 

そこで、欠かす事が出来ない服装として、ライフジャケットがあります。

 

万が一、落水した時に大変役に立ち、命を守ってくれる装備です。

 

釣具店には、色々なデザインの物や価格の物が店内に陳列されていますが、必ず自分の身体にフィットしたサイズを選び、ベストタイプの物を選びましょう。

 

ライフジャケットの中には、軽量で、肩からマフラーの様に掛けて、緊急時に紐を引きガスやエアーで瞬時に膨らむ手動膨張式ベストやベルト式等がありますが、これらは、船釣りや筏釣りでは活躍してくれますが、岩場で、フジツボや牡蠣殻が付着した磯では、折角、膨らんだジャケットも破れてしまいます。

 

だから、磯釣りには必ず発砲材や浮力材の入ったベスト型のライフジャケットを使用しましょう。

 

また、磯で滑ったりした時に、足や手を切らない様に、必ず手にはグローブ、足には、スパイク又はフエルトスパイク底のブーツを使用しましょう。

 

そして、必需品として欠かせない3点があります。

その1つは、ヒップガードです。

 

これは、ごつごつとした岩場に座ったり、尻もちを付いた時に効果を発揮してくれます。
 

革製の物やウエットスーツ生地のタイプがほとんどですが、これが尾骶骨や尖った岩からお尻を守ってくれるのです。

2つ目は、帽子です。

 

これは、太陽の熱から脳や眩しさを守るだけでなく、躓いた時やフッとした瞬間に岩場に頭や顔を打ち付けそうになった時に帽子の鍔がクッション代わりとなり怪我を防止してくれます。

 

また、仕掛け等が顔に跳ねた時にも顔を守ってくれます。

 

これと同じで、3つ目は偏光サングラスです。

 

通常は、ギラギラと照返した海面に浮かんだウキを見るためや、海面の乱反射を遮り海中観察に使用しますが、この偏光サングラスも、釣りをしている時に、根に掛かった仕掛けが切れ、オモリやウキが目に当たっても保護メガネの役目や、照返しから目の日焼けを守ってくれます。

 

この様に、釣るための道具が、時には身を守る役目をしてくれる道具が沢山あります。

 

是非、皆さんも、今回ご紹介した装備や必需品を見に付けて、安全な磯釣りに心掛けて下さい。

 

次回は、マキエサの選び方、作り方、マキ方のポイントについてご紹介します。

 

ベテランの方も、忘れかけていた事を改めて思い出す意味で、ご覧頂ければ幸いです。

 

では、次週まで、良い釣りを楽しんで下さい。