初めての方へ

HOME

釣り船予約

最新攻略コラム

2014年10月23日

黒鯛道69 「茅渟の海、釣行記」 その13、番外編 ベイチヌⅢ

先日、船からの落とし込み釣り、ベイチヌについて述べました。
 
基本的には日頃、釣り人が入っていない場所でチヌを狙っていくのですが大別して、
 
 
1.地続きで陸からは規制があり、日頃は人が入れないポイント。
 
2.地続きでなんらかの構築物が海に突き出ているポイント。
 
3.陸から離れているが一文字のような堤防ではなく、ドルフィン(一般的には上にケーソンが載っていて、海中はパイル鋼管が入っている。)のような人が乗れない構築物があるポイント。
 
4.橋脚周りのポイント。
 
が代表的なポイントになります。
 
いずれも日頃釣り人が入っていないため、警戒心も少なくすれていないことや、海中に障害物が入っていてチヌが警戒せず、居着いているなど、人の気配さえ気付かれなければ、エサを投げてやるとかなりアクティブに捕食することが多いので、アタリの数や出方が大きいことが多く、堤防からチヌを狙うときよりも神経質にならなくてすむ傾向があります。

夏の盛期には、それこそ一投ごとにチヌがアタってくることも希ではありません。
 
アタリは、はっきりと止まりアタリをだすか、引き込んでいくアタリが多いようですので、初心者の方でもアタリはわりとわかり易いでしょう。
 
 
ベイチヌでもやはりベタ凪や潮が澄んでいるとアタリも少なくなりますので、風や潮が動き、曇りか小雨模様のときが釣果をあげやすいと思います。
 
あまり船を近づけ過ぎるとチヌに警戒されるので、潮が濁っていないかぎり最低でも5~6mは離れておく必要があるでしょう。
 
一方で堤防からチヌを狙うのと違い、ガン玉はかなり重いものを打ってもチヌは追っかけて捕食することが多いです。
 
 
海峡の橋脚ではチヌの他に真鯛なども居着いています。
 
一般的には2ヒロぐらいでチヌは食ってくることが多いのですが、大型の真鯛のタナはその下の4ヒロから5ヒロアタリになることが多いので、深ダナも丁寧にアタリをとることが大切です。
 
 
次回は、黒鯛道70 「茅渟の海、釣行記」 その14、番外編 深ダナ、前ダナ。
 
を予定しています。