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最新攻略コラム

2014年10月9日

秋磯シーズン到来!!グレ釣りを始めよう。パートⅡ

皆さんお元気ですか?三重県の堀口文敏です。
 
いよいよ、秋磯シーズン到来です。
 
と、言いつつ、台風の影響でなかなか沖に出られない日が続いていますよネ。
 
今回は、そんな少し波の高い状態の時に特に気を付けて頂きたい、磯上がりのタイミングと注意ポイントや、磯でのマナーをご紹介します。
 
まず、磯上がりをする時の注意ポイントですが、地域によって船を磯付けして磯に上がるまでに、色々なパターンというか、渡船店の船の操作があると思います。
 
三重県内の磯でも、エリア毎に磯に船を付ける操作が様々です。
 
例えば、船の舳先を磯にガッチリと押しつけてアクセル全開で、磯と船とが離れない様に押し着けをしてくれる船長。
 
この場合は、荷物を持って慌てずに渡れば良い。
 
強いて言えば、上がった磯の足場が滑らないか、不安定な形状になっていないかを確認し、バランスを崩さない様に渡ると安全に渡れるでしょう。
 
また、船を磯に直接押し着けずに、磯と船との間を少しあけて磯着けする船もある。
 
この場合は、波の上下を見ながら磯と船が水平になった一瞬のタイミングを見計らって、磯に渡る。
 
この場合も、磯の形状をしっかりと確認する事がポイントとなり、慎重に舳先と渡る場所のタイミングを見計らい上がる事が重要となる。
 
また、荷物は、出来る限り軽装にし、磯に上がってから、仲間等に荷物を手渡ししてもらう様にしましょう。
 
いずれにしても、初心者(ビギナー)の方は、荷物は、持たず、自分の身体1つで渡り、荷物を渡してもらうか、仲間に、荷物を任せて、安全第一で磯上がりしましょう。
 
慣れてくれば、仲間の荷物を渡す余裕も出てくるので、それまでは、仲間に甘え、無理をしないのが一番です。
 
あと、荷物を受け取る時にも注意が必要です。
 
船は、波の向きや高さが変われば、磯から舳先を離し、転覆を防ぐ操作をします。
 
そのタイミングに、荷物の受け渡しをしていると、荷物の重みで船と磯の間に落水する事があるので、渡す側も受け取る側も船の動きに注意が必要です。
 
とにかく、無理は禁物!!楽しい釣りが、朝から台なしにならない様に、ベテランや船頭の指示に従い、落ち着いて渡りましょう。
 
これは、帰港時も同じです。
 
むしろ、帰港時の方がキーパーバッカンに水と魚が入っているので荷物の重さによるリスクは大きくなるので気を付けましょう。
 
次に、磯でのマナーですが、ムヤミヤタラに磯の上を歩きまわらない様にしましょう。
 
これは、毎日の様に磯に釣り人が上がってくる時間や、気配を魚達は良く知っています。
 
だから、磯の上で大きな音をたてたり、スパイクのブーツで歩きまわると磯を通じて海中に人の気配を知らせることになり、警戒心が強くなるからです。
 
出来る限り、ポイントを決めたら、道具もそばに置き、釣りをしましょう。
 

あとは、言わなくても皆さん釣り人なら心得ていると思いますが、飲食物の食べカス、袋、ペットボトル等は絶対に持ち帰りましょう。
 
また、仕掛けも磯の上に放置する方を良く見かけますが、これも絶対に持ち帰りましょう。
 
よく、磯の上で焚き火の様にゴミや仕掛けを燃やしている方を見かけますが、結局、燃えカスやペットボトルのドロドロした物が磯に付着するので止めたいものです。
 
行った時より綺麗に帰ってくるをモットーに何時までも綺麗な自然を保ちましょう。
 
次回は、服装と磯の必需品をご紹介します。
 

日を重ねる毎に、気温も下がり、水温も下がって来ました。
 
この時季になると、各地で大会やトーナメントが目白押しとなりなかなかプライベートな釣りが出来ません。
 
また、台風の襲来等で、海が荒れて釣りが出来ない時もこの時季にはつきものですよネ。
 
でも、そんな合間に竿を出せるチャンスがあれば、数、型共に楽しめるのがこの時季ならではの魅力です。
 
私の住む三重県の磯では、毎週の様に大小様々な大会が各地で開催されています。
 
それだけ、釣果に恵まれる時季だと言う事でしょう。
 
そこで、今回から、秋磯のターゲットとなるグレを釣ろう。と題して、ビギナーの皆様や初めて磯釣りを始めるの方へのアドバイスと楽しみ方等を3回に渡ってご紹介します。
 
まず、これから磯釣りを始めようと考えている方、是非、この時季に始めて下さい。
 
秋磯は、タナも浅く、アタリも鮮明に出てくれるので、磯釣りを始める時季に絶好のチャンスなのです。
 
グレの活性も高く、数釣りが楽しめるので、磯のグレ釣りに魅了される事、間違いなしです。
 
やはり、釣りに出掛けて、釣れないより誰しもが釣れた方が楽しいに決まっています。
 
狙うポイントや仕掛けの操作、アワセのタイミングを磯釣りの先輩に教われば直ぐに手の平サイズから25cmクラスが竿を曲げ、グレの引きを楽しませてくれるでしょう。
 
その為にまずは、準備が必要ですよね。
 
まず必要なのが竿です。
 
磯竿の1.5号の5.3mを購入すれば、ほとんどの磯でオールシーズン楽しめるでしょう。(離島は除く)
 
また、リールは、2.5号~3号が150m程巻けるスピニングリールが良いでしょう。
 
スピニングリールと言っても、大きく分けてドラグ式とレバー式がありますが、磯の場合は、大型に瞬時に対応するにはレバーブレーキ付きのスピニングリールをお薦めします。
 
そして、魚のアタリを取るウキですが、日本各地で色々な形のウキが使われていますが、まずは、安定感があり操作性が簡単な円錐ウキが良いでしょう。
 
サイズは、B~3Bクラスの浮力の物がお薦めで、まずは、海面に浮かんでいるウキが海中に一気に引き込まれる醍醐味を楽しんで下さい。
 
ハリは、グレバリの6~8号を持っていればこの時季なら十分に対応できます。
 
あとは、エサの準備ですが、マキエサとして生オキアミ6kgと配合エサを1~2袋を混ぜて下さい。
 
最初は、マキエサを打つより釣りたい一心でベテランの様に沢山のマキエサを絶やす事無く撒くのは難しいので、自分がその日に撒ける分だけを準備しましょう。
 
サシエサは、マルキューのコーティングされたオキアミのパックを2種類ほど準備していけばよいでしょう。
 
これで、最低限の道具は揃ったのでグレ釣りが出来ますが、忘れてはならないのが自分の身を守る装備です。
 
もしもの時のライフジャケット、日差しやふとした時に頭を守ってくれる帽子、磯に付着した貝類や魚のヒレ等から手を守る手袋、ゴツゴツした岩場で滑ったり挫いたりしない様に足やお尻を守ってくれる磯ブーツとヒップガードは、必ず装着して磯釣りに出掛けて下さい。
 
価格は、ピン切りなので、自分の予算と先輩にアドバイスをもらって買いそろえると良いでしょう。
 
次回は、磯に上がる時の注意や磯部のマナーをご紹介します。