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2014年8月15日

夏磯での熱中症の原因と対策

三重県の堀口文敏です。
 
皆さん、お元気ですか??
 
台風直撃を受けた三重県は、川の泥水や山から流れてきた木々や色々なゴミでしばらく釣りにならない状態です。
 
そこで今回は、この様な台風の影響や夏ならではの波の状況等に付いて、安全な磯釣りの心得をお話したいと思います。
 
 
まず、夏磯として思い浮かぶのが「暑い」でしょう。
 
この暑さが、水分を奪い、体温を上昇させ熱中症になるのは、皆さんもご存知の事でしょう。
 
熱中症対策には、まず、水分補給と適度な塩分補給が一般的な予防策となっていますが、これは、体調が万全な時の対策だと私は思っています。
 
磯釣りと言えば、夜な夜な車を走らせ、ほとんどの方が寝不足気味の状態ではないでしょうか。
 
この様な、状態では万全な時よりも、かなり熱中症にかかる確率が高くなります。
 
また、温度差によって熱中症を誘発する事が、ある渡船店で明らかになり私も、その光景を目にしました。
 
三重県の磯釣りは、この時季朝釣り(日の出~昼過ぎ)、半夜釣り(11時~日没)、通し釣り(日の出~日没)の3パターンに分かれます。
 
そこで、2番目の半夜釣りに熱中症が多くその原因がはっきりしたのです。
 
それは、体調不良でも寝不足でも無く、出船前に休憩室や車の中でエアコンのあたり涼んでいた状態から、いきなり船に乗り35℃前後の磯の上に上がると言った行動が原因です。
 
24℃前後の涼しい所から、10℃も温度差がある場所に行くことによって身体の温度調整機能が乱れ、ほとんどの方が1時間~2時間で船を呼んだ日がありました。
 
その後も、毎日の様に、熱中症が発生するとのことで、出船前のエアコン控えました。
 
すると、急激な温度差が無くなりそれ以来、体調不良以外の熱中症は無くなりました。
 
皆様も、十分に身体を冷やし万全な体勢で磯に上がると言うのは大きな勘違いです。
 
常温で、出船を待ち、睡眠不足で無い状態で磯に上がって下さい。
 
また、その後は、気分が悪くなったり、ボーッとする前に、クーラーボックスにポカリスエットや濡れタオル、レモン等を入れて30分毎に定期的に水分を補給し予防しましょう。
 
また、身に付ける服装も出来る限り、通気性の良い物を着用する等、直射日光にも気を付けて下さい。
 
私の場合は、通気性が良く、汗を素早く吸収し直ぐ乾くOWNERバリの「ARTINUS クールエバーアンダーシャツ」を好んで着用します。
 

また、半袖を着用する場合は、日焼け防止と涼しさの効果を兼ね備えた、OWNERバリの「ARTINUSストレッチアームカバーTYPE2」を着用すると快適に過ごせます。

また、このアームカバーに海水や水を浸す事により更なる効果がアップし良いと思います。

 

皆様も、熱中症対策だけに拘らず、熱中症になる原因から考えて、楽しく安全な釣りに徹して下さい。