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最新攻略コラム

2012年4月12日

磯チヌ攻略法2

チヌ攻略第2弾をお送りします。
 
チヌは釣れれば大型の季節が続いています。荒れ気味で濁りが出たらチャンスです。
 
乗っ込み初期や冬季のポイントとしては磯際から水深があるほうがいいのですが、これから水温が上昇する季節は2~3ヒロと浅場でもチャンスがあります。濁りが出やすい地形の場所ではもっと浅くても釣果が出ることもあります。
 
ポイントとしては、サラシ場などが有利となります。もちろんシモリや海溝があれば更に有利となります。そういったポイントを見つけて、磯際からたっぷりと撒き餌を入れてサラシの先やシモリ際を攻めていきます。
 
水温が上昇してくるとエサトリが増えてきますが、エサトリを怖がらずにタップリと撒き餌を効かせて打ち込む回数を増やすことが大切です。
 
あまりにもエサトリが多い時は磯際だけに撒き餌を効かせて遠投を試みて、少しでもサシエサが底に入る場所を見つけるのも一つです。
 
磯際がエサトリが多くても浅場にチヌが入ってきたらエサトリが消えることがあるので、エサトリの様子を絶えず確認しながら釣りをしていきます。
 
潮の変わり目や波気が出てきた時など一瞬の時合いを逃すことなく常に海の様子を把握しながら攻めることが大切です。

先日(4月1日)は三重県の鳥羽の南にある石鏡というところでチヌを狙いましたが、波気が白泡を作り、潮が横からその白泡を磯際に押し付けてきた時のみ喰い気が上がったのか30分ほどの間に4匹のチヌを釣ることが出来ました。
 
浜辺など遠浅のポイントでの釣りの場合は、ウキのフカセ釣りというより底に仕掛けを寝かせる這わせ釣りで攻めるのが有利です。
 
浅場では大きなオモリを打たなくてもサシエは底に着くと思いますが、仕掛けをずるずると引いてみたり、誘いを入れたときにサシエが浮き上がらないようにBくらいにシズをハリスの上の方に打つのが良いと思います。
 
ウキは0号や00号を使いウキごと沈めてしまいます。オモリが底に着いたら竿先でアタリを見ながら少しずつ引いてアタリを待ちます。
 
アタリは竿先が押さえ込まれたり、ラインが引きずり出されます。流れがある時は潮上で竿先を操作して、サシエを流れに任せてふかせるようにします。サシエは目立つように大き目のオキアミの2個付けが有利です。
 
遠浅のポイントでは磯際だけでなく30~40mへの大遠投も試みます。そうすることで、ずるずると仕掛けを引いてくるポイントを広範囲で攻められます。チヌは磯際、沖と広範囲に探ってみることですね。