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最新攻略コラム

2014年5月8日

チューニング・メンテナンス実例~ダイワ ハイパータナセンサー オーバーホール~

皆さんこんにちは(^-^)
 
ヘッジホッグスタジオ メンテナンスセンターの内田です。
 
前回に引き続き、当社で実際に施工させていただいたリールのオーバーホールやカスタムの実例をご紹介いたします。
 
今回は、ダイワ ハイパータナセンサー250F のオーバーホールについてご紹介いたします。

オーナーからのご依頼内容

ノーメンテナンスで使ってきたので、そろそろオーバーホールを。。。

オーバーホール作業

型も古いですし、「ノーメンテ」ということは。。。。
 
ということでかなり覚悟して作業に取り掛かりました。
 

ギヤボックスカバーを空けたとたん。。。。
 
各パーツが真っ黒です。。。
 

ギヤボックスカバーのワンウエイクラッチ部分です。
 
外側から無理やり注入したグリスべっとり。。。
 
汐と汚れでいい感じになってます(笑)
 

ピニオンギヤの下に入っているベアリング部分。。。
 
すでに塩の結晶が。

なんとか固着したベアリングを取り外しできました。
 
もちろんですが、このベアリングはガリガリでした。。。。
 

ハンドル軸の付け根部分。

取り外してみると、軸受けのカラーはサビサビです。。。
 
こちらは磨いてなんとか使えるレベルに回復しました。


今回のオーナーは、釣行後、数回に1 回外側からグリス注油程度のセルフメンテ。。。
 
ベアリングも固着して無理やり回っていたりと、かなりハードな状況でしたが、「使って使えないことはなかったけど、さすがに回転が渋くなったので。。。」ということでご依頼いただきました。
 
 
バッチリクリーニングと、ベアリング交換しましたので、回転フィーリングは見違えるほどに!
 
お返し後、驚いたようにオーナーから「本当はこんなによく回るんだね」とお電話をいただきました(笑)
 
 
以前にご紹介したメンテナンス方法をご参考に、釣行毎、面倒だとは思いますが、セルフメンテをしっかりやりましょう!
 
それでも不具合が出てしまったときは、素直にメーカーオーバーホール、業者へのオーバーホール依頼をおすすめいたします!
 
 
次回も引き続き、リールチューニング最新攻略!~チューニング・メンテナンス実例~をお送りする予定です。
 
お楽しみに!