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2014年4月17日

U18 ようこそ和歌山鮎の国

皆さんこんにちわ~。
 
桜も散って若葉がちらほら、季節はどんどん進んでいますが、お元気にお過ごしですか?
 
私はヒノキ花粉飛散の収束を今か今かと待ちわびながら、予習と仕掛けの準備に励んでおります。
 
そう、あと2週間で、我が家のホームグラウンド、和歌山の有田川の鮎釣りが解禁になるのです。
 
和歌山の有田川、日高川の両河川は、全国で最も早い5月1日が鮎の解禁日。
 
和歌山のほかの多くの河川より1か月早い解禁になります。
 
そのためたくさんのアユ釣りファンが押し寄せるので、解禁日は早朝から、お祭り騒ぎになることでしょう。
 
私も主人もまだまだビギナーなので、1日の解禁日はさけて、ちょっと、いやだいぶと落ち着いたころからそろそろとスタートしたいと思っています(笑)。
 
有田川にはキャンプ場や、温泉、鉄道公園や遊具のある川沿いの公園が点々としていますので、もちろん子連れでも楽しい釣り場です。
 
石をめくって川虫やカニをとったり、ガサガサをして網の中に小魚を追い込んだり、子供も一緒に退屈せずに遊べる楽園です。
 
もちろんどちらかは竿をたたんで、子供に付き合って安全の確保に努めていますよ(^^)
 
ファミリーフィッシングもどの釣りも、釣果は二の次、安全第一ですからね♪
 

川に入ったら夕方まで遊びきる! まだ出たくない!という子供たちです

子供たちは人の邪魔にならないところで、トラウトロッドでスプーンをキャストしたりして、遊んでいますが、そんな子供たちにも朗報?!
 
青少年諸君!
 
どうぞ和歌山へ鮎釣りにおいでよ~!
 
というのも、和歌山内水面漁業協同組合連合会と各河川の漁協は新たな試みとして、今年から県内一斉に、18歳以下のアユ友釣り遊漁料を無料化とすることを発表したそうです。
 
和歌山県内の河川は、各メーカーや新聞社主催の大きなアユ釣り大会の決勝戦の舞台にもなるなど、全国的な鮎釣り場としても有名で、県外からやってくる釣り人も多い一方、鮎釣り全体の人口は、50代、60代の世代が中心で、年々その年齢層が高くなっており、若い世代への間口はなかなか広がっていないそうです。
 
県内河川の遊漁券購入者のうち20代は1~2%、18歳以下は1%もないのではないかとわれています。
 
そのため、若い世代に鮎釣りの楽しさを知ってもらおうと、18歳以下は遊漁券無料という方策を打ち出したそうです。
 

今年は子供たちにも竿持ってもらおう!

鮎釣りは竿も高く、仕掛けも一見するとちょっと複雑なので、どうしてもきっかけがないとなかなか始められない、間口の狭い釣りかもしれません。
 
でも一度体験するとその楽しさはとても奥深く、美しい鮎に触れて、釣り人は川の流れと一体となり、マイナスイオンをいっぱいあびて、大自然の中で楽しむとても豊かな釣りだということが深く実感できます。
 
日本に伝わる抒情的で素晴らしい鮎釣りが、限られた人の愉しむ釣りという狭いジャンルになってしまうと、アユ釣り界の将来が先細ってしまう。
 
そんなことも危惧して、和歌山県内の河川は多くの若い人に鮎釣りを体験してほしいと願っています。
 
道具立ても簡単ではないですし、鮎竿も安いものでも数万円からしますので、バス釣りのように簡単に始められる釣りではないですが、今鮎釣りの楽しさを知っている多くの現役釣り人が子供や孫を伴って、川へ遊びにきてもらって、楽しい鮎釣りの世界への道づけをしてもらえれば素晴らしいなあと思います。
 
私も大学を出た初めての夏、長靴をはいただけの軽装で、鮎竿を持たせてもらいました。
 
オトリを泳ぐのにつれて空中をすべるように動いていた目印が、突然ガツンとぶっ飛び、アユがかかった瞬間を体験して、とても衝撃でした。
 
タモにおさまった鮎の姿に感動したことが忘れられず、翌年には給料をはたいて鮎道具をそろえたのでした。
 
最初はおさがりの道具でもいいし、きっかけはなんでもいいと思います。
 
ビギナーや若い世代に開かれた和歌山の河川に多くの釣り人が通い、さまざまなレベルの釣り人が思い思いに鮎釣りを楽しみ、もっともっと豊かな鮎釣りが将来も残せていけたらいいなあと思います。
 
うちは子供たちが小さいので、オトリ交換や一連の動作のすべてを自分たちでできるまではあともう少しかかりそうですが、今年もっと鮎竿を持たせる時間を増やしてみたいと思います。
 
先生として私もがんばらなくちゃね(汗)